ツツジと新緑の日笠山・一本松ミニ縦走(2001.5.12)


  
P・@〜C
P・@〜C

ちょいと日笠山

高砂の桜の名所の一つ,日笠山は,標高が60mほどの丘のような山です。山頂付近には水道の施設?があり,山頂まで車で上がることができます。ここを出発点にして,馬坂峠〜北浜トンネルの上部〜一本松までの縦走です。北浜トンネルの上部までのピストンは,ボクの冬場のランニングの練習コースのひとつです。日笠山からの往復は約30分ほどですが,アップダウンがあり,スタミナ作りにはピッタリのコースです。今回は,北浜トンネルのさらに先,三角点のある一本松までの縦走です。このコースは,『はりまハイキング』にも紹介されています。

日笠山貝塚
日笠山の東山麓に位置する貝塚で調査時には40×10mの範囲に貝塚が広がっていた。1963年より三次に渡る発掘調査が実施され,縄文時代の前期と晩期にかけ,およそ4000年の間に形成された貝塚であることが判明した。貝塚から縄文土器,石器類と共にイノシシ,ニホンジカなどの獣骨,その他魚骨,貝類が発掘された。第1次調査では,晩期に属する屈葬の人骨1体が検出されてた。

腰掛岩
菅公左遷の途次当地に立寄られこの岩にお休みになって四方を眺め「吾に罪なくば栄えよ」と小松を植えられた。それが曽根天満宮の霊松,曽根の松であると伝えられている万葉集には
    
印南野は往き過ぎぬらし天つたふ
     日笠の浦に波立てり見ゆ

と歌われ往時海は入江をつくり美しい景観を見せていた。
  高砂市観光協会

日笠山山頂(P)に車をとめます。山頂から南方向,つまり海の見える方には展望が開けています。まわりの木々は,新緑を繁らせ,そのために展望は悪くなっています。冬枯れの時期にしか訪れることのない日笠山ですので,こんなにも葉が繁っているのには,ちょっとビックリ。さっそくMTBで出発です。夫婦岩のあるピークまでは快適に走ります。少し担ぎ上げると,夫婦岩(@)です。

夫婦岩
日笠山の北方字北山に2箇の巨岩があり,夫婦岩と呼ばれています。古墳とか,古代信仰の巨石である等,諸説があります。この近辺では,弥生時代の遺物も採集されており,古くから開けた場所であったと考えられています。

ここには,まわりの景色の案内板がありますが,繁った笹のために展望がまったくありません。急坂を下り,緑のトンネルと抜け,急坂を登ると92のピークです。このピークからも展望はなし。九十九折りの道を下ると,木立の間から高御位山が見えてきます。片斜面の道なの,要注意。下り終えると,馬坂峠(A)に出ます。姫路と高砂をつなぐ峠ですが,今では利用する人は少ないのでしょう。両側が素掘りの峠で,高砂側は地道になっており,峠の雰囲気が残っています。ここには,道標があります。

  
夫婦岩 馬坂峠
夫婦岩
馬坂峠

快適な尾根道

縦走路は,さらに続きます。袋のかかったビワの木を左手に,右手には高御位山を見ながら,登り始めます。このあたりには,畑があります。水の確保はどうしているのでしょうか。登り終えると,なだらかな尾根に。ここから北浜トンネル上部の手前まではMTBで乗車可能です。ただし,残念なことに,展望はほとんどありません。高圧線鉄塔の脇を下り,小さなアップダウンを繰り返しながら,快適なwithMTBです。でも,時々,山歩きの人がいるので,気をつけなければいけません。この日も,何組かの山歩きをしているグループに出会いました。日笠山は,地元では有名な山で,山菜取りや健康のために訪れる人が絶えません。

気持ちよく尾根を走り,一本松を目の前に,北浜トンネル上部への最後の下りに差しかかったところで,5〜6人の山歩きグループの人たちから声がかかりました。「この先の下りの階段を壊さんとってよ」???階段ができたんか〜!?階段はキライですが,地元の人たちがわざわざ作った階段を壊すことはしません。聞くと,バイクが上がってきて壊すとか。人力のMTBには,それほどの力はありませんが,でも,下りでは急なブレーキングでわだちができることがあります。これは,気をつけなければなりません。それにしても,階段がなければ,この下りだって乗って下れたのになぁ〜。

  
目の前に一本松 一本松山頂
目の前に一本松
一本松山頂

展望抜群の一本松

北浜トンネル上部の鞍部(3)で,先ほどの山歩きグループの人たちから,一本松への道を教えてもらう。ここから先は,あまり人が通らないように思っていたのですが,はっきりとした道だということで安心。登り口には「高砂全山縦走路」のプレートもあります。急な坂を登ると,フェンスの残骸があります。何のフェンスだったのでしょう。このあたりからは,北の方の展望がすばらしい。鷹ノ巣山から桶居山への尾根が一望でき,そのふもとの家並み,さらには新幹線なども模型のように見えています。

一本松への道は,北に巻くようについています。登り始めると,後ろには桶居山連山,目の前にはツツジの花が咲き乱れています。狭く急な道の上に,クモの巣がところどころにあるものの,誰も訪れていない静けさが気持ちイイ。ウグイスの鳴き声も聞こえてきます。登り終えると,そこは平らなヤブ地です。まるで池があったようです。道はそのヤブ地を巻き,最後の登りを終えると,山頂直下の分岐です。山頂は,左です。右に行くと,しばらくしてまた分岐。『はりまハイキング』によると,左はふもとの新池に下る道だそうです。試しに右に行くことに。狭いもののよく刈り取られ踏み跡は,北西の姫路市との境界線まで続いているようです。この道が,高砂全山縦走路なのでしょう。ボクは行ったことがないのですが,秋にはこの縦走路を走破する大会があるそうです。こんな道がコースになっているなんて,ハードな大会なのでしょう。

先ほどの分岐に戻り,三角点のある山頂(C)へ。この縦走路中最高点のなだらかな山頂は,300°の展望がスバラシイ!南は瀬戸内海,家島諸島が見えます。東には,先ほどの縦走の尾根。高砂の街並みも見えます。そのずっと奥には,淡路島と明石海峡大橋の主塔がかすんでいます。北には,高御位山・鷹ノ巣山・桶居山の山なみがきれいです。西の方は,手前のピークで見えないのが残念です。

短いながらも楽しい山道

展望を楽しんだ後は,日笠山へ引き返します。往路では,背にしていた景色が目の前に広がります。押しで登った急坂も,スリルのある下りになります。逆に,快適に下った下りは,シンドイ押しです。でも,山の標高が低いので,下りも登りも,長くても数分でおしまいです。日笠山〜一本松の所要時間は,withMTBで40分ほどです。短い時間ながらも,変化のある山歩きができました。この縦走路の乗車率は,往路復路とも70%といったところでしょうか。思っていた以上に乗車でき,メデタシ,メデタシ。

  
高御位山 桶居山
高御位山
桶居山

堀川百首
天つたふ時雨に袖もぬれにけり
  ひかさのうらをさしてきつれど

日笠夕照
日笠雲収風力軽 晴潮涵影晩潮平
夕陽雖好未明罪 唯表円心一片誠

曽根小唄
曽根は東に大塩は西に中をつなぐは日笠山  野口雨情
ぼたん桜の花さへ咲いて春の日永は日笠山  野口雨情


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