里山遊びその2 京見山縦走(2001.2.11)


  
P・@〜E
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里山U

冬晴れの気持ちのいい今日。峰山高原で雪遊びの予定を変更。昼過ぎから用事があるので,昼ぐらいまでしか遊べません。ということは,近場です。昨日の大倉山に引き続いて,西播の山に行くことにしました。姫路バイパスからのなだらかな稜線がいつも気になる京見山とその連山です。京見山から無線中継所のあるピークを通って,山田トンネルの上を越して三角点のある178.0のピークから関電巡視路を下るという予定です。昼までというのにチョット欲張りルートです。

昨日に引き続き,今日も無料になった姫路バイパスを使ってアクセスです。京見山の近くで車をとめられそうな場所を探すものの,住宅地だけに,なかなか見つかりません。と,広大な空き地(P)が。入ってみると新日鉄広畑の社宅跡?のようなところです。チョット置かせてね。

以前から気になっていた京見山

早速出発です。右手の山を見ながら進みます。地形図では,高圧線の下を直登することになります。らしき所に近づくと,高圧線鉄塔(@)があります。目立つ目印です。路地のようなところを登ると,右と左にシングルトラック(ST)の入口があります。ここは,高圧線の真下の入口を選択。

地形図からは,かなりの傾斜が予想されたのですが,意外に傾斜はゆるやかです。中腹を過ぎると,それまでの雑木林から低い木立に変わり,展望が開けてきます。と同時に,傾斜はきつくなり,道も九十九折りになっています。岩場が多くなると尾根が近くです。展望はさらに開け,姫路の工業地帯の向こうに家島諸島の島影がうっすらと見えています。風が弱いので,遠くがモヤっているからのようです。

高圧線鉄塔(bR0)(A)からは,ゆるやかな尾根道になります。これから行く予定の京見山は東。西へは,春日神社へ続く道が延びています。登りですが,MTBに乗りながらも128のピーク着。ピークには「至京見山950m 至春日神社登山口1050m」の標識があります。128のピークからは,快適な下りです。しかし,道の両側は雑木林に囲まれ,まったく展望がないのが残念です。

  
姫路南部の街と瀬戸内海の島々 京見山山頂
姫路南部の街と瀬戸内海の島々
京見山山頂

展望のない尾根道

押したり,乗ったりで,上り基調の尾根を登ります。途中のピークで,大きな分岐を発見。「至山戸春日神社1700m 至京見山300m」の標識があります。途中でも小さな枝道はいくつかありました。地形図にないルートがいくつかあるのでしょう。分岐からは少し下り,左の木立の間から麓の町が見えはじめると,京見山への最後の登りです。

三角点(B)のある京見山(216.1)に到着。広い山頂には,山名のプレートや登頂記念の木札があります。明るい山頂には,暖かい冬の陽がいっぱいです。これからは,太子町との境界を進むことになります。下山ルートらしきSTは3本。調べてみると,北に延びるSTは,その先の岩場で止まっています。東に下るルートは,暗い雑木林の中に延びています。縦走路は,地形図から見れば東北東です。それに合うルートは1本だけです。

今までとは,少し悪くなったSTですが,それでもMTBで下ると楽しいです。特に,両側に木が張り出してきているので,細かいカーブがあり,スラロームコースです。快適に下ると,鞍部の分岐(C)です。ここからは,南北にSTが延び,才,原の集落に下ることができます。鞍部には,赤いテープがいたるところに付けられ,まるでなにかの祭事があったようです。

縦走路は,正面のSTを登ります。急な上りを登っていると,後ろに京見山が見えます。ピークからは,これから行く無線中継所が見え始めました。ルートは一旦南に下り,展望のいい岩場のピークに出ます。ここからは,夢前川が陽の光を照り返してキラキラと輝いています。姫路南部の街並みも小さく見えています。これから目指す無線中継所が目の前にそびえています。

  
赤テープだらけの鞍部 木立に囲まれた縦走路
赤テープだらけの鞍部
木立に囲まれた縦走路

白毛無線中継所

ルートは,一旦下るものの,再び登りに。まわりが植林帯になると無線中継所は間近です。最後に舗装路にMTBを担ぎ上げて,無線中継所(D)着。さすがにここからの展望は素晴らしいものがあります。今までのルートもよかったし,ここまでは予定通りです。問題は,ここからです。

  
白毛無線中継所を望む 大岩からの展望
白毛無線中継所
大岩からの展望

地形図によると,中継所から下った最初のカーブ付近から境界が延びているはずです。道からのぞくと,赤テープが下がっています。ここから入るのでしょう。道から下りると,赤テープの下にSTがあります。が,倒木や木の枝,シダなどでかなり荒れています。廃道近しといった感じの道です。強引に突き進みます。ヤブっぽい上に急な下りなので,とうていMTBに乗ることなんてできっこありません。それどころか,進むスピードがどんどん遅くなっています。

赤テープと境界杭

目印の赤テープと境界のコンクリート杭は,点々と続いています。これを外すと,道が道だけに100%のヤブ漕ぎになってしまいます。でも考えれば,この赤テープは罪なものです。このテープがなければ,この廃道に入らなかったかもしれません。テープを付けた当時は,この道もしっかりしたものだったのでしょうが,誰も利用しなくなった道は,荒れるのが早いものです。

小さなピークから下りだすと,目の前に大きな岩があります。早速登ってみることにしました。といっても,岩が大きいだけに登りにくい。近くの木に登って,そこから岩に移ることにしました。この岩の上に立ったのは,有史以来,ボクで何人目でしょう。大岩の上は広く,八幡小学校をはじめとする麓の街並みや夢前川が模型のように見えます。展望を楽しんだ後は,これからのルートが問題です。この付近になると,赤テープも境界杭も見当たりません。もしあったとしても,シダや木々に覆われて,見えそうにありません。

人跡未踏の地?

岩の上から考えたルートは,縦走はあきらめて,足元に見える谷に降りるということです。足元に見える谷なら,東西に抜けるルートがありそうです。しかし,斜面は急傾斜です。ほとんど崖に近い感じです。きっとこの地に足を踏み入れたのは,人類ではボクが初めてでしょう。腰までのシダに埋もれ(オレはごんぎつねやない!ちゅうネン!),イバラのつるに引っかかり,木々の枝に行く手を阻まれます。もちろん,MTBも同じです。自分の身体だけでも進めない上に,MTBがあるので,もう大変。しかも足元が見えません。でも,これだけの障害があるので,あれだけの急傾斜でもなんとか下れたのかもしれません。

最後は,笹薮を強引に突破し,谷道(E)へ。きれいな道です。結局,無線中継所からの400mを1時間かけて進んだことになります。時速400m!分速6.66…mです。三輪車の方がよっぽど速い!谷道は荒れています。岩には苔が生え,あまり利用する人がいないようです。「城ヶ谷国有林」のさびた看板がさみしそう。

谷道は竹林を抜け,神社の前に出ます。前半の楽々コースに比べて,後半400mの悪戦苦闘。「楽あれば苦あり」ってところです。でも,やっぱり,「無理な突進,ケガの元」です。文字通り,足はすり傷だらけです。風呂に入れば,ヒリヒリ。久しぶりの感覚です。カ・イ・カ・ン?

帰路の姫路バイパスから見る京見山からの稜線は,あいかわらず,なだらかです。最後の岩場もはっきりと見えます。もちろん,その下の急斜面も。なんと急な斜面なこと。でも,あれだけのヤブには,とうてい見えません。やはり,行ってみなきゃあわからない。里山,恐るべし。


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