雪をさけて近場の低山 藤ノ木山(2002.1.6)


  
P・@〜C〜A〜D
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藤ノ木山?藤禾山?

藤ノ木山は,以前から行ってみたかった近場の山です。今日は,北の山は雪が降り,日陰には雪が積もっています。藤ノ木山なら雪が積もっていることはないでしょう。しかも,昼からの山行きなので,ショートコースの藤ノ木山なら,時間的にもいいでしょう。

藤ノ木山とはいうものの,ふもとは「藤ノ木自然公園」になっており,どの山が藤木山だか,わかりません。案内板にも,藤ノ木山を特定する記述はありません。南にある三角点は,点名が「藤禾山」とありますが,読み方は「ふじきやま」です。でも,この三角点ピークが藤ノ木山なのでしょう。

公園(P)となっているだけに,遊歩道がいたるところにあります。早速,歩き始めます。2枚の案内板があります。

緑の十景 藤の木山周辺 (姫路市制施行90周年を記念し 昭和54年4月1日制定)

 藤の木山は 姫路市の中心街より12km北東に位置し 神谷池を抱く緩急豊かな地形で自然公園となっています。
 多種多様な植物が自生し 小鳥のさえずりも聞かれ すがすがしい自然に満ちあふれています。
 このかけがえのない緑豊かな自然を市民の財産として 後世に継承するため大切に守っていきましょう

姫路市

 

ひょうご森林広場(藤ノ木山自然公園)

 姫路の市街地から12km北東に位置し,頂上からは播州平野が一望できます。瀬戸内沿岸特有のアカマツ天然林を生かした公園で,園内は大きく2つに分けられています。
 北側には季節を告げるサクラ,サルスベリ,ハゼ,アカシアの森,県樹クスノキの森,市木の森,針葉樹見本林があり,市立少年自然の家,キャンプ場,駐車場も設けられています。
 南側はアカマツの天然林と調和するようにモミジ(カエデ),ツバキ,ツツジなどが植えられており四季それぞれの彩りに接することができます。
 また,遊歩道や簡易休憩所も整備されています。
 
●家族そろって自然に親しむ森。
 ●自然への愛情を深める森。
 ●健康づくり青少年教育に役立つ森。

 私達は,この自然のなごやかさ,豊かさのなかで自然のよさを再確認し大事に育てることを考えましょう。
 この案内板は,池田銀行「愛の環境定期預金」の協力により整備しました。

兵庫県緑化推進委員会

これらの案内板だけでなく,ほとんどの分岐点には道標が完備されています。これだけ完備されてしまうと,歩く楽しみが減ってしまいます。安全であることは確かですが…。

芝生広場の右の尾根を登ります。急な斜面には階段も完備されています。ここまでされると,迷いようがありません。でも,逆に,遊歩道が網の目のようになっていると,迷路状態になってしまうかもね。少年自然の家が見える尾根に出ると,芝生広場がある谷が一望できます。頭上には,新しくできた藤ノ木トンネルがあります。でも,車が通っている様子はありません。一般車は通行できないのかな。

  
笠形山
笠形山

尾根は展望よし

遊歩道は,トンネルを迂回しながら,トンネル上部を通り,尾根(@)に出ます。ここからは,新しくできたダム湖が見えます。ここにも,道標があります。三角点ピークは,左に進みますが,右にも道があります。チョット気になってしまいます。第一展望台は,すぐです。展望台に上がって北を見ると,笠形山がきれいです。七種山塊は白くなっています。さすが,展望台というだけのことはあります。

これからはしばらくは展望のいい尾根歩きです。右手にダム湖,左手に播磨の山々を見ながら,分岐点(A)へ。ここからは,公園のある谷の東の稜線が派生しています。帰りはこの稜線を歩きましょう。目の前には,三角点ピークが見えます。

東の山頂上まで0.4km13分 芝生広場まで0.8km15分 第二展望台まで0.3km10分 三角点まで0.4km12分 

展望のいい尾根道ですが,背後の空が真っ黒です。こりゃあちょっとヤバイかもと思っていると,バラバラと白いものが降ってきました。雪です。でも,とりあえず,三角点までは行かなくっちゃと,先を急ぎます。第二展望台は帰りに寄ることにして,目の前の三角点ピークです。

  
ダム湖の向こうに姫路セントラルパーク大観覧車 藤禾山三角点ピーク
ダム湖の向こうに姫路セントラルパーク大観覧車
藤禾山三角点ピーク

少し登ると,三角点ピーク(B)に到着。草のない広場には表示板があり,三角点も健在です。三等三角点(269.2)です。おそらく,少年自然の家で宿泊した子どもたちは,このピークを目指して山登りをさせられるのでしょう。合掌。と,下を見ると,ダム湖に突き出た尾根に道があります。おやっ?行ってみましょう。が,ガケということで,通行止めになっています。無理に行ったところで,尾根の先はダム湖周回道には下れそうにはありません。この周回道の法面は,ほとんど絶壁のコンクリート壁なっているからです。

尾根を探検

と,左手を何気なく見ると,踏み跡があります。その先には,尾根が続いています。こりゃあ,チョット寄り道をしてみましょう。尾根に出ると,赤テープがあり,きれいな尾根道が延びています。これはすばらしい!左手には,古法華の山なみが一望できます。行く手には,高御位山の稜線も見えます。MTBでも乗車できるほどのなだらかな尾根道です。姫路市と加西市の市界の尾根です。

  
古法華山塊
古法華山塊

落ち葉を踏みしめ,静かな尾根道を進みます。右手には,ダム湖が歩くにつれて姿を変えて見えています。その向こうには,香寺町の八徳山から棚原山への稜線が見えています。雪雲のために青空とはいきませんが,稜線がきれいです。赤テープは,延々と続いています。きれいな尾根道も延々と続いています。どこまで続いているのでしょう。はじめは,市界に沿っているのかと思っていましたが,途中からは,市界を離れダムの方に向かっています。このあたりは,鳥獣保護区となっているので,猟犬に驚かされることはありません。

  
ダム湖の向こうに八徳山・棚原山の稜線 ダム
ダム湖の向こうに八徳山・棚原山の稜線
ダム

しだいにダムに近づき,ついには,ダムが真下に見えるようになりました。(C)正面には,姫路セントラルパークの大観覧車が見え,ジェットコースターの音が響いてきます。その向こうには,播磨灘が銀色の海面を見せています。さらにその向こうには,小豆島の島影がかすかに見えます。なかなか見事な展望です。ここまで歩いて来た甲斐があるというものです。さて,ここからどうやって降りようかと思案しますが,どちらを見ても絶壁です。そんな危険を冒して降りるほどのこともありません。今来た尾根道をピストンしたって,20分ほどしかかかりません。ここは無難にピストンで帰りましょう。

  
播磨灘と小豆島・家島
播磨灘と小豆島・家島

当たり前のことですが,来た時とは逆向きなので,見える景色もちがいます。同じ道でも,行く時と帰る時とでは,見える景色がちがうので,ピストンもたまにはいいものです。

再び,三角点ピーク(B)に戻り,第二展望台に向かいます。尾根の先端といった感じで,北と東の展望がすばらしい。が,古法華の山塊を見ると,手前にゴミ処理場が見えるのが残念です。この第二展望台の下に,ピンクテープがあります。見ると,東に延びる尾根に踏み跡が下っています。下山ルートなのでしょう。

東の山ルート

第二展望台から分岐点(A)へ下ります。ここからは,来た時とはちがう尾根を歩きます。いきなり,クサリの急斜面です。下ったところは,このあたりでは珍しい植林帯です。さらに下り,鞍部へ。この尾根道は,分岐,分岐に道標があり,迷うことはありません。東の山への急登を登ります。東の山山頂からは,ルートを西に向け,縦走を続けます。しつこいほどにある道標ですが,東の山から下りきった鞍部からは,遊歩道を離れ,尾根道に登ります。遊歩道ではないのですが,踏み跡が明確です。

登りきったところを少し進むと,三角点(D)があります。四等三角点(点名利保 146.3)です。このあたりには,第二展望台下で見たピンクテープがあります。結局,そのテープは,竹林の中を通り,車道にまで続いています。ということは,この三角点ピークから第二展望台,その東の尾根と縦走しているのでしょう。変わったルートです。それとも,三角点点の記イメージ表示にあるルートをたどったのでしょうか。

  
四等三角点点名利保
四等三角点点名利保

夕暮れ迫る自然公園(P)に到着。遊歩道だけの散歩と思っていましたが,少し尾根歩きを楽しめてよかったです。しかも,展望がよく,あまり見ることのできない光景を見ることができ,満足,満足。次回は,ダム湖の西側の尾根を探検してみたいものです。


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