尾根は涼風さわやか 高峰(2002.7.7)


  
P・@〜E
P・@〜E

800mの高峰?

先日の千町ヶ峰に登った時に,S田さんが言いましたとさ。「高峰にも行きたいなぁ」 高峰は標高800mほどの低山ですが,堂々と「高峰」という名前がついているのがイイ。地形図を見ると,中腹まで林道がついているのもイイ。おまけに,草木に下ったあとに復路に使う谷川沿いの道がイイ…はずです。

HPをチェックしてみると,この高峰の記録は「播磨野歩記」にあるだけです。その記録によると,林道は中腹まであり,それからの山道もさほど急でもないとのこと。ただし,山頂から草木への下山道は未確認です。さて,どうなることやら。例によって,ヤブ漕ぎをするハメに陥ってしまうのでしょうか。それは,オ・タ・ノ・シ・ミ。

林道は急登り

車をショッピングセンターの駐車場(P)にとめ,MTBで出発です。すぐにコンクリート舗装の林道があります。これが,高峰の中腹にまで続く林道なのでしょう。早速,登ります。が,いきなりの急坂です。砂防ダムまで続く急坂を登りきると,少しゆるやかになります。道の脇には,防護金網で囲まれた幼木が点々と植えられています。コンクリートの路面には,羽のようなネムノキの花が落ちています。舗装路面の端には,コケが生えています。この林道を利用する車は,あまりないのでしょう。

20分ほど登ると,西方面の展望が開けます。東山,一山,三久安山,その奥には藤無山が大きな山容を誇っています。足元に目をやると,麓の田園風景が広がっています。この林道の入口も確認できます。ホトトギスの「テッペンハゲタカ」の鳴き声が響いています。ウ〜ン,ボクの場合は,テッペンよりオデコの方がヤバイんだけどねぇ。なんのこっちゃ。

  
一山 藤無山
一山
藤無山

さらに林道は続きます。路面は,舗装がきれたりして,荒れてきました。急坂のうえに荒れた路面では,MTBに乗るのは大変です。それでも,なんとか登っていると,突然,MTBの前輪が浮き,転倒!スピードが出ていないので,スリ傷だけですみましたが,なんてこった!

前方の木々の間からアンテナが見えてきます。 「関西セルラー電話株式会社 一宮北通信所」 のアンテナです。ここでS田さんを待っていると,すぐ下の林でガサガサと音がしました。鹿のようです。早速,カメラを持って近寄ってみますが,結局は見つからず。ところが,この植林の尾根にテープと踏み跡を発見。この尾根から下山できるのでしょうか。

アンテナの多い高峰

関西セルラーのアンテナからも路面は荒れ気味で,浮き石がゴロゴロ。急な登りなので,MTBのハンドルがとられやすい。ヨロヨロとハンドルをとられながら登ります。結局,1時間ほどをかけて,林道を登ったことになりました。林道の終点には,アンテナがあちこちにあります。林道から少しはずれた所に三角点があるので,行ってみましょう。「NHKアンテナ」のプレートから尾根に登り,数分で三角点(四等三角点 点名受信搭 613.5m)に到着。その近くには,測量標が朽ちています。その前には,NHKのアンテナがド〜ンと構えています。

三角点から尾根を下ると,こんどはUHFとVHFのアンテナが立っています。これは共同受信用のアンテナでしょうか。林道の終点(@)には,ボーイスカウトの初日の出登山記念の石碑が立っています。少し進むと,今度は「NHK一宮三方テレビ中継放送所」のアンテナがあります。この奥から高峰への山道が続いています。それにしても,この山はアンテナの多い所です。それだけ,展望がいいということなのでしょうか。

涼風吹き抜ける尾根道

薄暗い山道は,いきなり,下っています。大喜びで,MTBに乗ります。ほんのひとときの快楽です。そのあとには,長く苦しい登りが待っています。もちろん,担ぎ&押しの両刀使いです。しだいに山道は尾根道に変わり,植林を抜けると,緑のきれいな自然林の中の道になります。ところどころでは,木々の間から南方面の展望が開けています。

山道に入って15分ほどで640のピークです。ピークには岩があり,テープがあちこちにあります。でも,山頂への道は明瞭です。ピークから,これまた,ひとときの極楽下りを楽しみ,再び,押し&担ぎです。この日は真夏日だったのですが,木陰と吹き抜ける涼風のおかげで,気温ほどの暑さは感じません。

目に鮮やかな緑を楽しみながら,尾根道を進みます。781を過ぎると,右手に伐採地が広がり,南面の展望が開けています。一気に谷に下る伐採斜面は,かなりの高度感があります。谷には,予定通りだと復路になるであろう林道が見えています。さて,あの道を無事帰ることができるでしょうか。

  
ウヮオー!伐採地にて 高峰山頂
ウヮオー!伐採地にて
高峰山頂

さわやかな山頂

伐採地から5分ほどで高峰山頂(A)です。林道道の終点から1時間です。ここには,三等三角点(点名高峰 844.6m)があります。その脇には,「高峰登山 しそう森林の祭典協賛事業 一宮町第5回登山会 平成13年4月29日 一宮町観光協会」の木柱があります。すぐ近くの植林の中には石柱があります。この地が,御形神社となんらかの関係があったことを示すもののようですが,詳しくは?です。

時刻は12時過ぎ。ランチタイムです。あまり展望のない山頂ですが,木陰に覆われ,さわやかな涼風が吹き抜けるのでいい気持ちです。あとから上がってきた中年カップルは,先ほどの展望のいい伐採地でランチにするとのこと。展望はいいけど,風が強すぎるので弁当が飛んでしまうかも,なんて余計な心配をしてしまいます。そんな心配をする余裕があるなら,これからの下山路を心配せいよ!と天の声。

いつものように,食後のコーヒーをいただき,ランチタイムが無事?終了。S田さんは,いつものように無線を試みるものの,電波の飛びが悪いので,結局,誰にもつながらず。ちょっとガッカリです。が,無線がダメならカメラがあるさと,野草の写真撮影にとりかかります。デジカメにクローズアップレンズをくっつけ,野草を撮影しています。やはり,何をするにも道具に凝る性分は,未来永劫変わることはないようです。

あるのか?下山ルート

さて,いよいよ下山です。高峰山頂からピストンで下ると,乗車率は90%ほどありそうです。しかし,本日のプランは,草木に下るというルートです。北方向には踏み跡はあるものの,切り株や露岩のためにMTBに乗ることができないのが残念です。少し下り,再び,登り返すと小さなピークです。ここからは,MTB天国です。狭い山道ですが,急斜面あり,緩斜面あり,片斜面あり,岩場ありの変化に富んでいます。登ってくる時からあった赤テープも,同じ方向についています。テープの主も草木に下ったのでしょうか。

  
乗り乗りだ〜! アンテナ展望台
乗り乗りだ〜!
アンテナ展望台

気持ちよく下っていると,突然,広場(B)にとび出します。ここにもアンテナがあります。何のアンテナかわかりませんが,アンテナ搭には木の足場もあり,展望台の代わりもしているようです。早速,登ってみましょう。木の階段を登り,搭の足場を登ると,展望が一気に広がります。千町ヶ峰,大段山などがすぐそこに見えます。

アンテナ搭からも踏み跡があります。例の赤テープも続いています。路面には,黒い電線がはっています。急な下りを下りきると,またもやMTBに乗り乗りです。どうやら,この道は,電線をはるための道のようです。ということは,電線がある限り,道は明瞭です。一安心です。

乗り乗りで,尾根を下っていると,いきなり目の前に大岩(C)が出現!迂回路を探しますが,大岩のまわりを巻く道はありません。少し引き返して,赤テープから大岩の下をトラバースすることにします。それにしても,大きな岩です。OLマップなら岩マークがあるのですが,残念ながら地形図はそこまで詳しくはありません。

赤テープからプラ杭へ

大岩をトラバースし,再び,尾根道へ復帰。ところが,例の赤テープは,ありません。先ほどの大岩から,電線をたどって百千家満へ下ったのでしょうか。尾根道はなんとかMTB乗車可能です。路面には,プラ杭があります。赤テープはなくなってしまいましたが,プラ杭はまだまだ続いています。

植林の境界に沿うように踏み跡は続いています。前方には人家らしいものが見え始めました。草木の集落が間近です。植林を右手にどんどん下ると,車道の上に出ます。高峰山頂から1時間です。急な法面を下り,車道(D)へ。通りかかった車の人が,ビックリしたような顔をしています。こんな所をMTBを担いで下ってきたのにビックリしたのか,われわれの姿そのものにビックリしたのか。それは,本人のみぞ知る。

楽チンの横住渓谷ルート

草木に集落に下り,まずはダムへ。立入り禁止で,ガッカリ。草木川沿いに下る道との分岐点には,石の道標があります。草木川沿いの舗装路を進みます。集落を抜けると,路面は地道に変わり,道の両側にはシイタケ栽培の榾木がたくさん積み上げられています。路面のあちこちに水たまりがあり,MTBのタイヤが跳ね上げる泥が飛び散ります。しかし,谷川沿いに下る道ですので,下り基調の楽チンコースです。時々現れる緑のトンネルを抜け,渓流の水音を聞きながらの楽チンコースは,MTBの楽しさを再認識させてくれます。

林道の分岐(E)からは,地形図では破線の道になっていますが,あいかわらず,車道です。ガレ気味の路面を気持ちよくとばします。途中で,木材の切り出し場があります。機械類が放置されたままです。高峰山頂近くの伐採地からここに木を降ろしたのでしょう。

さらに林道を下ると,舗装路に変わります。さらに下ると,横住キャンプ場があります。見たところ,ただの草地です。そこに「3000円」という立派な看板がたっています。このキャンプ場を利用する人はいるのでしょうか。ナゾです。そして,舗装路を下りきったところが,車をとめたショッピングセンターのすぐ近くです。見事な周回コースです。

今日のルートは,下山ルートが?でしたが,運のいいことに踏み跡があり,MTBの乗車率は70〜80%といったところでしょうか。MTBの乗車率も高く,満足,満足,大満足です。メデタシ,メデタシの山歩きwithMTBとなりました。


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