北摂の一等三角点 千丈寺山(2002.11.4)


  
P・@〜G
P・@〜G

今日はwithMTBで

昨日も山へ…,今日も山へ…,A Happy Day ということで,今日は三田市の千丈寺湖畔にある千丈寺山へ,withMTBで山歩きです。この山は,標高が589.6mですが,一等三角点があるということなので大パノラマが期待できます。しかも,尾根に上がれば,MTBも乗車可能のようです。

千丈寺山の登り口は,3ヶ所。南の北浦と,西の下青野,北の峠からですが,記録を読むと峠からの縦走は岩場の激下りがあるそうなので,withMTBだとこれがちょっとヤバイかも。でも,登りならなんとかなるでしょう。ということで,北浦から峠に向かっての縦走に決定。おそらく時間的には,2〜3時間の山歩きでしょう。となると,千丈寺山から下山したあと,その西に見える大谷山縦走もできるかもしれません。でも,ここはwithMTBで行く意味がないかもね。

今日は,この時期にして珍しい冬型の気圧配置ということで,北部では雪が降っているとか。三田も強風が吹き,かなり寒い。秋が一瞬にして通り過ぎ,いきなり冬に突入した感じです。強風吹き荒ぶ中でMTBの準備をして,いざ出発!ところが,今日の忘れ物はパンク修理セットです。困ったものです。パンクしたMTBは,単なるジャマものです。無事下山できることを願うのみです。

いきなりの激上り

北浦の集落から天満宮(@)へ。この神社の右横から,今はもう廃道になった林道を進みます。多少ヤブっぽい感じですが,明瞭な踏み跡があります。千丈寺山への登山道に間違いはなさそうです。しばらく進むと,砂防ダムが出現。右手に巻き,砂防ダムに上がると,今度はさらに右手の尾根に向かって急な上りがあります。安全のためにロープまで垂れ下がっています。やれやれ,いきなりこの激登りかぁ〜とボヤきながら,MTBを肩に登ります。

しばらく急な登りが続きますが,道はハッキリしています。登るにしたがって,後ろには展望が広がってきます。松林の尾根に着くと,道は少しゆるくなり,やれやれです。と,左手に展望岩があります。その展望岩の上に立つと,千丈寺湖を見下ろすその展望に,それまでの激登りの疲れを忘れそうです。天満宮から15分ほどでこの展望ですから,この先が楽しみです。

松林の中の尾根道は,登りやすくはなったものの,道幅が狭いので,MTBのハンドルに両側の木立ちの枝がからみ困ったものです。逆ルートならこの道を下ることになるのですが,これではMTBには乗りにくそうです。南からのルートの選択が正解だったのかな,などと思いながら登っていると,道のすぐ脇にリンドウを発見。まだ花は開いてはいませんが,こんな所によく無事で咲いているなぁと感心します。

  
展望岩から見る千丈寺湖 つぼみのリンドウ
展望岩から見る千丈寺湖
つぼみのリンドウ

苦あれば快あり

展望岩から15分ほどで,小ピーク(A)へ。ここは,下青野からのルートの合流点です。千丈寺山まで80分と書かれた木のプレートが下がっています。ようやくMTBに乗車可です。喜び勇んでGO!ハンドルがどうにか通る程度の道幅ですが,乗れるだけでもマシってものです。A Happy Day〜 

しばらく進むと,右手にささくれたPPテープが出現。松茸山につき立入禁止の意味でしょうが,このささくれたPPテープがやっかいです。糸のように細くなったテープが,MTBのメカにからみつき,回転系のメカトラの原因になってしまいます。できるだけPPテープには近寄らないように気をつけながらも,気分よくMTBで走ります。

  
やっと乗れるぞ! 千丈寺山山頂を見ながら乗り乗りだ!
やっと乗れるぞ!
千丈寺湖を見ながら乗り乗りだ!

と,いきなり,視界が広がり,前方に千丈寺山らしき山容が現れます。山頂直下には岩場があるので,その上のピークが山頂なのでしょう。その山頂から谷へ一気に下っている山肌のところどころに紅葉があり,600mほどの山とは思えなほどの高度感があります。風はあいかわらず強いものの,まわりの木立ちにさえぎられて,暖かです。だからでしょうか,ここ(B)でもつぼみのリンドウを発見。日が当たっていないので咲いていないのか,まだ開花の時期ではないので咲いていないのかは不明ですが,花を見ることができないのが残念です。

再び,MTBで進みます。乗り乗りの快適尾根道に,またもや A Happy Day です。But!あいかわらず,道の両側にはささくれたPPテープが強風にたなびいています。千丈寺山前山と呼ばれるピークは,巻き道でパス。これまた A Happy Day。そしてついに,山頂への最後の上りへ。ゆるやかな上りは,しだいに斜度を増し,山頂に近づきます。そして,最後の岩場へ。

展望岩場

その手前には,岩場直登ルートと迂回ルートを記した木のプレートがあります。おやまぁ,迂回ルートがあったのかい。だったら,峠からの逆ルートでもよかったかもね,なんてことを考えながら,岩場直登ルートに進みます。岩場には,ロープがかけられ,ちょっと危険な香りがします。でも,行ってみると何のことはない,MTBを担いでも楽に登れます。しかも,その岩場の高さは数m。これにはちょっと肩透かしを食らった感じです。

ところが,この岩場の上からの展望は,期待通り!千丈寺湖は,これまで上ってきた尾根がジャマをして半分ほどしか見えませんが,その向こうに三田から東播磨への平地が広がり,西神戸の雄岡山と雌岡山が仲良くならんでいます。その右手には,高御位山らしい山容も見えます。左手には,六甲の山なみが続いています。さすがは,一等三角点のある山です。

ちょっとガッカリ,千丈寺山山頂

千丈寺山山頂は,先ほどの岩場から5分ほどです。山頂を巻くように道が付いているので,危く通り過ぎてしまいそうです。山頂(C)には一等三角点(点名千丈寺山 589.6)があります。ふもとの天満宮から1時間とちょっとです。その奥には大岩があり,そこから北に展望が開けていますが,まわりの木々にさえぎられて360度の展望というわけにはいかないのが,残念です。一等三角点だというのに,ちょっとガッカリ。

しばらくすると,ハイカーが登ってきました。MTBを見てビックリしています。でも,ボクはそのビックリしているハイカーにビックリです。話によると,この北摂地域でMTBを見るのは初めてだとか。MTBのメッカともいえるこの北摂で,今までMTBに遭遇しなかったなんて,ボクには信じられません。ボクなんて,いっつも見てるぞ。当たり前だけど。そのハイカー氏によると,これからの尾根道は少しわかりにくいとのこと。???今までの上りから考えると,そんなはずはなさそうだけどねぇ。まぁ,少し気をつけていきましょう。

急な下りを下りきると,あとはMTBで乗り乗りです。先ほどのハイカー氏が言っていたように,道は尾根道ですが,尾根が疎林なのでどこでも通れそうで,正規ルートを外してしまいそうです。そういう意味では,わかりにくいといえますが,通れる所はどこを通ってもOKです。

  
千丈寺山山頂 乙原分岐点の石の祠 生贄のMTB
千丈寺山山頂
乙原分岐点の石の祠

気持ちよくMTBに乗り,乙原との分岐点(D)に到着。ここには,石の祠があり,その前には護摩を焚くような所もあります。ちょっとした広場にもなっているので,地元の人が初日の出を拝みに来たりするのでしょうか。それとも,この護摩の火をかこんで,なにやら妖しげなお祈りでもあげるのでしょうか。とりあえずは,千丈寺山登頂の記念にMTBを生贄にささげて記念撮影です。

伐採中の激下り

先ほどのハイカー氏は,ここから乙原への道を下りますが,峠へは,目の前に見えるピークに登らなければなりません。テープのマーキングを見ながら,急登を登ります。ピーク(E)からは,今度は激下りです。山道はありますが,あたり一帯,木が伐採されています。下からは,伐採しているチェーンソーの音も聞こえてきます。おかげで展望はいいのですが,これでは山道がわからなくなりそうです。ちょっと不安。

激下りですが,チョッピリ乗って下れるところは,乗ってみます。写真を撮ってはみるものの,単なる山道にしか見えません。ガクッ!伐採によって,歩きやすくはなっていますが,山道がわかりません。とりあえず,伐採地の下までいってみましょう。伐採地の最下部では,伐採作業の真っ最中です。林の中を下ると,新しいピンクのテープが続いています。これは伐採の目印のようです。下山ルートの目印は,赤テープのようです。

しだいに道は踏み跡程度に変わり,薄暗い木立の中に入っていきます。急な下りのうえに,withMTBなので,なかなか進めません。そのうちにテープが見当たらなくなってしまいました。でも,この下りを下ってしまえば,峠道に出るでしょう。隙間の少ない木立ちの間を強引に下り,平らな植林へ。すぐ上に峠道があります。そして,峠(F)へ。峠からは踏み跡程度ですが,道はしっかりついています。おやっ?どこで間違ったのかなぁ。峠には,鉄の錆びたプレートが千丈寺山への標識になっています。乙原と千丈寺山への標示は記入されていますが,これから下ろうとしている上青野への標示は錆びて見えなくなっています。不吉な予感です。

ところが峠からの下りは快適。九十九折りの道ですが,このまま下まで行くのならいいなぁと思っていると,しだいに道はヤブっぽくなり,MTBは押しに変わります。下りを押すなんて,ちょっと悲しい。植林に入ると,廃道状態の林道になり,川底のようなガレガレの路面になります。峠からこちらに下るルートはあまり利用されないのかもしれません。

大谷山縦走路

そして,植林の中を抜けるころ,舗装路に出ます。そして,ほどなく上青野(G)に到着。2時間半ほどのwithMTBの山歩きでした。まだ時間あるので,大谷山縦走を目論見ます。上青野から峠を目指しものの,それらしい取り付きには新築の家が建っており,こりゃあマズイ。しかたがないので,その北の田んぼから峠を目指すものの,今度は谷が違っていました。諦めて帰りかけると,谷の出口で南に踏み跡を発見。これが峠道かもと,気を取り直して進みます。しかし,この道も結局は,谷の上の方で消えてしまいました。う〜ん,どう考えても峠はこの谷の上なんだがなぁ。MTBを置いて,さらに登ると,案の定,峠がありました。しかし,ここから大谷山への縦走尾根には,踏み跡程度の道があるだけです。withMTBで行くには?です。しかも,このあたりの踏み跡でもマシな方だということなので,大谷山の縦走はあきらめ,遅いランチを摂り,峠道を下ることにしました。

登り口がわからなかった峠道ですが,峠からはきれいな山道が下っています。こりゃあ快適だわ。倒木を越え,薄暗い植林から竹林になると,出口です。ところが,出てみてビックリ。先ほどの新築の家の裏に出てしまいました。ということは,この峠に行こうとすれば,この家の敷地に侵入しなければなりません。今後,この大谷山縦走路が北摂の超定番コースになると,日に何十人,何百人もの人が敷地に入り込むことになります。そうなると,この家の住人は大変なことになるかもしれません。その時はどうするのでしょう。と,あり得ない場面を想像しながら,車に戻り,本日の山歩きはこれに一件落着。ちなみに,大谷山への南からの取り付きは,馬頭観音の横から入れます。このルートからなら,わかりやすかったのでしょう。

  
上青野の畦に咲くユリの花 青野ダムから見る千丈寺山
上青野の畦に咲くユリの花
青野ダムから見る千丈寺山


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