町を眼下にアーバンハイクwithMTB 西脇市いろどりの森(2003.2.9)


  
P・@〜D
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またもやチョイとお山へ

前日の雨模様からの回復がおくれ,昼ごろになり,ようやく青空が広がってきました。せっかくのOFFなので,近場でMTBに乗ってみましょう。予てよりチェックを入れていた西脇の山に行くことにします。この山は,西脇の町のすぐ北にあり,町からは東西に延びた尾根道がはっきりと見えます。ただ,尾根道だけを行くのでは物足りないので,尾根続きにある「西脇市いろどりの森」から登り,三角点ピークから尾根をたどることにします。

車を西脇公園にとめます。公園には野球場やゲートボール場があります。近くには,西林寺があります。

播磨西国 三十三ヶ所霊場 第二十番札所 栢谷山西林寺

西林寺
唐子ツバキで有名な西林寺は法道仙人が開いた古刹で,本尊の十一面観音立像は藤原中期の作で手足が四本あるという珍しいものです。境内には高浜虚子をはじめ阿波野青敏らの句碑,富田砕花の歌碑などが点在しています。春には桜,初夏にはあじさい,秋には紅葉と四季折々の美しさを楽しめる寺で,訪れる人の心をなごませてくれます。
           近畿自然歩道     環境省・兵庫県

上の三角点ピークは,城跡だそうです。

坂本城跡
坂本城跡がある標高260m,比高190mの山頂を“城ヶ辻”といいます。城跡は行程箇所の曲輪からなる小規模なもので,特筆する防御施設はありません。
主郭は南北30m,東西14mの規模で,南側には土留めの石積みがあるほか,東側には虎口(出入口)が見られます。坂本城は築城の年代を知る決め手を欠きますが,構造からは戦国時代の改修のあとがうかがえます。このころの山城は合戦の時にこもるための城で普段は見張り番がいるだけでした。そのため建物も粗末な小屋程度しかなったようです。
戦国時代には坂本城の築かれている山頂を境として,東は這田荘津万満,西は富田荘に属していました。両方の荘園にまたがって城を築くことは,両方の荘園とも支配地であったことを意味します。このころ,両荘園は北播磨地方に大きく覇権を広げていた在田氏の支配地でした。合わせて城の規模から考えると,在田氏の領地境を監視する“境目の城”であった可能性が高いと考えられます。また,在田氏が支配する以前には,在地土豪の津万満京が関係した城であったとも考えられます。
                1994年 西脇市教育委員会

車道を登ると,案内板があります。

西脇市いろどりの森案内図
西林寺周辺の森林は,四季の変化に富んだ多彩な景観により,市民をはじめ多くの人々に親しまれてきました。直径が30cmを超えるヒノキ・コジイの混交林やコナラ林があります。尾根筋からは周囲に西脇の市街地が一望できます。

  
西林寺の仁王像 林道の峠から見る三角点ピーク「城ヶ辻」
西林寺の仁王像
林道の峠から見る三角点ピーク「城ヶ辻」

なお,この車道は,ふるさと林道といわれ,東の坂本と西の日野を結ぶ林道です。

ふるさと林道 坂本日野線 幅員5.0m 全延長1,927m起点 設計速度20km/時

丸木の遊歩道

峠からは,南の尾根を登る丸木階段の遊歩歩道と,北の谷に下る遊歩道,そして北の尾根に登る踏み跡があります。早速,MTBを肩に遊歩道を登ります。前には,おばあちゃんとおじいちゃん,それからお孫さんらしい子どもの計6人連れの一行が登っています。この尾根道は,先日登った大木山からもはっきりと確認できた道です。展望もよく,西は笠形山から千ヶ峰,またに山までも見えます。北は,中町の妙見山,その向こうには篠ヶ峰。東は,白山と妙見山,西光寺山に,数曽寺山塊も。200mほどの標高からの展望とは思えません。

  
三角点ピーク「城ヶ辻」 三角点ピーク「城ヶ辻」から見る尾根道
三角点ピーク「城ヶ辻」
三角点ピーク「城ヶ辻」から見る尾根道

小さなピークの丸木階段を上り下り。下りはMTBで階段の脇を下れます。しだいに高度を上げ,三角点ピーク(三等三角点 点名竹ヶ谷 260.6)へ。ここには,お城があったというだけのことはあり,すばらしい展望です。南の播磨灘沿岸の町も見えています。もしかすると,明石海峡大橋も見えたのかもしれません。すぐ下には,高圧線鉄塔が建っています。足元に見える急な下りの向こうには,次の高圧線鉄塔のピークが見えています。

MTBを肩に急な下りを終え,尾根道を快走。短いながらも,楽しい尾根道です。そして,鉄塔への上りを終え,鉄塔へ。ここからの展望もすばらしい!三角点ピークの向こうに広がる播但境界の山々。尾根道もきれいに見えています。鉄塔を過ぎ,ピークの向こうには,「西林寺 山頂展望台」と書かれた標識があります。ここからは,「西脇市いろどりの森」を離れ,「火の用心」の巡視路ルートになります。岩の出た急な下りを下ります。MTBに乗れそうで,乗れない下りです。結局,ほとんど押しで下り,木立に囲まれた鞍部へ。ここからは急な上りです。あいかわらず,木立に囲まれているので,展望はまったくありません。そしてピーク着。

  
西林寺分岐点付近の尾根 西と東への分岐点
西林寺分岐点付近の尾根
西と東への分岐点

尾根道は西へ

このピークからは,道は西と東に分かれています。標識によると,東に行くと観音寺のようです。しかし,地形図を見ると,西へ回って下りた方が傾斜がゆるやかですし,下の方には展望のいい岩場がありそうです。先ほどのおばあちゃんに聞いても,西の下りの方がいいとのこと。ここは,おばあちゃんのオススメに従って,西へ下りましょう。道の脇には,「C」と書かれたダンボールがぶら下がっています。何でしょう?

地形図通りの傾斜で,部分的には急なところや岩だらけのところがありますが,MTBの乗車率は高く,楽しめます。上部からの展望は期待していたほどではありませんが,中腹からは西脇の町が一望できるようになります。MTBで下りを楽しみながら,岩場へ。このあたりからは,ふもとの実相寺の領地内になっているようで,岩場の横には石仏が点在しています。西国…とか四国…とかという,類のものなのでしょうか。

  
西脇の町を見下ろしながら 岩場の下り
西脇の町を見下ろしながら
岩場の下り

岩場からは,すぐ下に体育館が見えます。以前は,ここを会場に西脇レディースマラソンが開かれていました。この大会には,男子用にハーフマラソンがあり,よく参加したものです。参加賞のリュックやバックは,今でも愛用しています。ところが,この大会が,加古川に移って開催されるとか。これも不景気のせいでしょう。いつまで続くか,この不景気。それとも,日本はこのまま沈没してしまうのでしょうか。大した発想もなく,口だけの政治では,それもやむ無しでしょう。

墓地を抜け,ふもとの 「西脇三宝荒神  高野山真言宗魔尼山実相寺」 に下ります。分岐からの下りの乗車率は高かったものの,尾根道は丸太階段のせいもあり,下りでも乗車率はあまり高くはありません。実相寺から車をとめた西脇公園まではwithMTBの恩恵にあずかりましたが。今回のルートは,歩きでもさほど時間はかからないでしょう。峠から実相寺まで1時間あまり。下山後も,歩きで1時間もかからないでしょう。半日,のんびりと展望のいい尾根歩きを楽しむのにふさわしいコースといえます。


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