北播磨の山々を一望 黒木山(2002.11.23)


  
P・@〜E
P・@〜E

竹谷山ハイキングコース

中町での用事を済ませ,ちょっとお山へ行きましょう。昼までのお手軽山歩きということで,考えたのが,竹谷山ハイキングコースとなか・やちよの森公園の合体バージョンです。翠明湖を見ながらの尾根歩きは楽しそうです。うまくすれば,千ヶ峰から笠形山の稜線が一望できそうです。展望が楽しみです。

ガルデン八千代(P)の奥に登山口があります。10数年前に,ファミリーでふもとのキャンプ場でキャンプをして時に,このハイキングコースを歩いたことがありますが,このハイキング道は黒木山には行かず,その手前の鞍部から林道へ下っていたように記憶しています。でも,その鞍部から黒木山へはさほど距離はなく,ヤブってても大したことはないでしょう。それよりも,尾根からの翠明湖の展望が楽しみです。黄葉もきれいでしょうねぇ。

登山口に着くと,中年カップルが先を歩いています。こんなにマイナーなコースにも,ハイカーはいるんだ。登山口には,コースの案内板があり,その奥にはキジの放鳥についての案内もあります。

町の鳥(雉) [学名 Pheasant]
八千代町では,この地域一帯を鳥獣保護区に指定して,町の鳥「キジ」の飛び交う楽園をめざして,幼鳥の飼育をし,環境になれさせて放鳥しております。
山林内を散策しながら「キジ」との出逢いを楽しんでみてはいかがでしょうか…

林道は奥に続いています。あとでわかったのですが,この林道は最終的には,ハイキングコースと合流しています。でも,そのほとんどが植林の中の薄暗い道なので,ハイキングコースを別に設けたのでしょう。

九十九折りの狭い山道を登ります。振り返ると,木々に囲まれたガルデン八千代が見えます。この景色もこのハイキングコースのウリなのかもしれません。一旦,道は水平になり,再び上りへ。そして,植林の中に入ると,先ほどの林道からの山道が合流しています。尾根は,すぐ上です。

尾根にあがるものの,木立に囲まれているので展望はなし。東の274ピークへは薄い踏み跡があります。黒木山には,その逆方向,西に向かって登ります。誰もいない静かな山歩きです。 しかし,その静寂を破ってセントラルサーキットを走る車の爆音が時おり聞こえてくるのが,残念です。尾根道は,部分的にですが急な個所があり,岩場っぽい所もあります。それらの個所には,ロープが設置されており,ハイカーへの心配りが見られます。ただ,それらのロープが古いので,ちょっと怖い。

急な上りを登ると,丸太でできた東屋があります。それまでの木立に囲まれた尾根道と違い,翠明湖やふもとの光竜寺池などが見えています。東屋を設置しているだけのことはあります。一旦,平らになった尾根道は,再び,急な上りへ。岩場があったり,ロープがあったりと,それなりにスリルのある尾根道となっています。大亀岩の標示ありましたが,どこにあるのかな?道の両側を見ながら登るものの,それらしい大岩は見当たりません。キョロキョロしながら登っていると,いつの間にかアンテナのある386ピークへ。

大パノラマの大亀岩

386ピーク(@)には,アンテナが何本か立っていますが,展望はありません。もう少し先へ行くと,北向きの展望が一気に広がります。その先に,大亀岩らしい大岩があります。行ってみましょう。大岩のテッペンに立つと,これがワンダフォー!ビューティフォー!レインボ〜!です。すぐそこに翠明湖,その向こうには妙見山,その奥には千ヶ峰,左手には笠形山が見えます。手前には黒木山の三角形ピーク,そのピークから流れる斜面は紅葉黄葉の錦を広げています。これで400m足らずの標高?しかも,30分歩いただけで?超お手軽ハイキングです。

  
大亀岩から見る翠明湖 大亀岩から見る妙見山
大亀岩から見る翠明湖
大亀岩から見る妙見山

大亀岩でしばしの写真休憩をとったあとは,ハイキングの再開です。大亀岩の下を巻き,尾根を下ります。下りきった所から道は尾根を外れ,竹谷渓谷に向かっています。黒木山へは,このまま尾根を直進です。山道を外れると,道はなくなりますが,踏み跡らしいものはあります。しかも,下草は疎らで,植生界に沿って歩くので楽チンです。ただ,未だにクモの巣があるのがちょっと困りもの。

鞍部へどんどん下ります。下りきると,今度は当然のことながら登り返しです。登るにつれて,なぜかテープがあちこちに目立つようになります。足元には,あの忌まわしいシダが茂っています。あまり人が通る尾根ではないようですが,踏み跡だけは明確です。振り返ると,先ほどの端正な三角形の386ピークが見えます。しだいに傾斜がきつくなってくると,まわりは木立に囲まれてしまいます。倒木を越え,岩を避け,しだいに黒木山山頂に近づきます。山頂にいる人たちの声が聞こえ始め,その声がハッキリと聞こえるようになると,黒木山山頂です。

黒木山からは遊歩道

山頂(A)には三角点(三等三角点 点名黒木山 393.2)があります。東屋もあり,十数人のハイカーが憩っています。山頂からは眼下に翠明湖を望むことができます。この黒木山からは「なか・やちよの森公園」(E)の遊歩道を歩くことになります。山頂をあとに少し下ると,下山コースがありますが,尾根をそのまま進みます。尾根を外れ鞍部に下ると,木立の中です。再び,登り返すと,東西と北からの山道が合流するピークに出ます。このピークには,遊歩道らしくベンチが設置されています。

  
ハイカーでにぎわう黒木山山頂 翠明湖 その1
ハイカーでにぎわう黒木山山頂
翠明湖 その1

尾根をさらに北上します。尾根は狭くなりますが,それだけに展望がよくなってきます。ハイカーにも出会うことはなく,気ままな尾根歩きです。枯れ木越しに見える翠明湖を写真におさめたり,山道の脇で真っ赤に紅葉している小さな木を愛でたりと,里山の秋を満喫できます。それにしても,山の上から見る湖はいいものです。湖面に紅葉した山々と青い空を映している様は,絵になります。翠明湖を見ながら尾根を歩きます。正面に見える笠形山は,白っぽくガスっているようです。弱い冬型の気圧配置は,まだ緩んでいないようです。

尾根道が急激に下ると,林道出合の鞍部(B)です。東西から上ってきている林道の最高点です。ちなみに,この林道は一般車は入れないようです。鞍部には,エコトイレがあります。早速,おジャマしてみましょう。用をたし,ボタンを押すと,泡が出てきて便器をきれいにしています。そのボタンに連動して,手洗い用の水が出るようになっています。こんな山の上で水洗便所があるなんて,オドロキです。

鞍部のすぐ上には展望台があります。展望台を過ぎると,丸太階段の急登が始まります。鞍部から見ると,ぞっとするような急登ですが,実際には見た目ほどのきつさではありません。ピーク(C)に登ると,西向きと北向きに尾根が延びています。遊歩道は,北へ向かっています。八千代町と中町の境界尾根は西向きの尾根を進むことになります。見ると,踏み跡らしいものがあり,テープもあります。でも,展望のない雑木林の中を進むようです。これでは,楽しくありません。遊歩道の方が,はるかに展望がよさそうです。このまま遊歩道を行きましょう。

  
翠明湖 その2 翠明湖と中町市街地
翠明湖 その2
翠明湖と中町市街地

大展望独り占め!

遊歩道は,すぐに384ピークに達しています。このピークからは,北の展望が一望できます。これはスバラシイ!このすばらしい展望を独り占めです。低山,侮りがたし。ここまで遊歩道を歩いてくる人は少ないでしょうが,この展望は一見に値します。岩場を過ぎ,進むにつれて徐々に高度が下がり,一気に見晴らしが悪くなってしまいます。当たり前のことではありますが,残念です。

小さなピークからは,遊歩道は東に下っています。この道も尾根道なので,木立の間からは翠明湖が望めます。しばらく下ると,東屋に到着。下山はもうすぐです。尾根をそのまま下っていると,遊歩道は急に谷に向かっています。その谷に下り立つと,そこは「なか・やちよの森公園」の北端の芝生広場(D)です。

竹谷山ハイキングコースの登り口から2時間ほどのお手軽ハイキングでしたが,その展望のよさにビックリ。このひは雲が多く,青空があまり見えなかったのですが,それでも秋を満喫することができました。ただし,このあと,車の所まで1時間の歩きがあるのが…なんだかなぁ。

  
翠公園のターミナルマスト なか・やちよの森公園
翠公園のターミナルマスト
なか・やちよの森公園

翠明湖(糀屋ダム)
北播磨最大の水がめといわれる「翠明湖」(糀屋ダム)は,貯水量1350万tで,周辺農地3850haに対し年間約1400万tの農業用水と約1120万tの工業用水を供給し,堰堤の長さは約43mを誇っています。ダム中央にアーチ型を描く翠大橋が,そのたもとに翠公園があり,ここから雄大なダム湖が眺望できます。春の桜,夏の昆虫類,秋の紅葉,冬のカモの飛来など,静寂の中で湖面と四季折々の景色の描き出す情景が楽しめます。
また,ダム湖周辺を約12kmの周遊道路が走り,ハイキング,サイクリング,マラソンなどには絶好のロケーションになっています。なお,毎年3月には「翠明湖ミニマラソン大会」が開催され,翠公園には「ポートピア’81」のシンボルだったターミナルマストが移設されています。

 

登山口10:16  386ピーク10:42  黒木山11:14  林道出合11:40  384ピーク11:55 下山12:20


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