澄んだ空気に樹氷の花咲く 扇ノ山(2004.4.24)


  
P・@〜B
P・@〜B

冬型や〜!

週末の天気予報を見ていると,週末は時期外れの冬型の気圧配置になるとか。気温も下がり,もしかすると雪が降るかも。となると,雪が締まり,歩きやすそうですし,スノボーで滑ることだってできるかも。ただ,天気予報では,日本海側は冬型の気圧配置のために雨模様とか。ウ〜ン,どうする〜♪

でも,雨模様だといっても,扇ノ山あたりでは雨が雪に変わるかも。しかも,吹雪になるということはないだろうという安直な考えで,とりあえず,上山高原に行くことにします。2週間前の扇ノ山では,延々と林道歩きを強いられてしまいましたが,この時期になると林道の除雪が進み,上山高原までは車で行けるでしょう。それでも天気がよくなきゃあ,浜坂の加藤文太郎記念館にでも行くかぁ。しかも,除雪した林道が雪のために再び閉鎖になるって可能性もあるしなぁ。

2週間で…

いちおう,あれこれ考え,車で出発。3時間のドライブで,海上の集落へ。さらに進むものの,林道の脇には雪はまったく無し。2週間前に車をとめた地点にも,雪は無し。しだいに上山高原に近づきますが,雪は林道の脇に少しある程度です。これなら上山高原までは完全除雪です。気を良くして,林道を進みます。上山高原に着くものの,林道はまだまだ除雪されています。おお〜!これだと昨年の駐車ポイントまで除雪しているかも。さらに気を良くしてGO!それにしても,2週間前は,雪原が広がっていた上山高原は,今では広々草地です。2週間という時間の経過がとても大きなものに感じてしまいます。

  
雪の壁 河合谷牧場から見る日本海
雪の壁
河合谷牧場から見る日本海

昨年の駐車ポイントを過ぎても,林道はまだまだ除雪されています。この様子だと,小ズッコの登山口まで除雪されているかも。ますます気を良くして,Let’s Go!Go!Go!所々で雪の壁ができていて,ちょっとした立山気分?小ズッコ登山口も過ぎ,県境を越え,水とのふれあい広場(P)へ。

ここは河合谷高原の中ほどで,標高約1100mで,ふともには雨滝,牧場近くには天神池,これより先は河合谷ダイコン畑,ブナ林などがあります。
滝から流れる水は扇ノ山の伏流水で,四季を通じて水温と水量はかわりません。
標高1310mの扇ノ山は,昭和44年に氷ノ山後山那岐山国定公園に指定され,みなさんに親しまれています。

   
来たときよりも美しく ゴミや空カンは持ち帰りましょう!
   水とのふれあい広場   鳥取県・国府町

楽チン,楽チン

結局,林道上にはまったく雪は無し。せっかくここまで来たのですから,小ズッコ登山口へ引き返すのも面倒なので,近くの河合谷登山口から登ることにします。

車をとめ,スノボーをくっつけたリュックを背負い,出発!河合谷登山口から丸太階段を上り,登山道へ。小ズッコ小屋との分岐点までは急な上りはなかったはず。考えてみると,小ズッコ小屋経由より,この河合谷コースの方が楽かも。しかも,登山道には雪は無しネ。道がぬかるんでいるのはしかたがありません。でも,今のところはふつうの山歩きです。ただ,靴がスノボーの靴なので,歩きにくい。

登山道は上るにつれて,残雪のある個所が増えてきますが,それでも楽チンです。右手を見ると,ダイコン畑のような土地が広がっています。こちらも2週間前までは大雪原でしたが,今ではただの耕作地です。春の日のパワーにビックリです。

尾根は雪原

早くも,小ズッコ小屋経由の登山道と合流。(@)これから尾根を南下します。あたりには,雪が残っているものの,雪原というわけではありません。帰りには,小ズッコ小屋までスノボーで滑ろうというのは無理なようです。とすれば,今日は河合谷登山口からのピストンコースということになりそうです。雪は少ないとはいうものの,小ズッコのピーク手前まで来ると,まだまだ雪はあり,雪原といった感じです。積雪量50cm?

  
小ズッコに向かう山道 ブナの大木
小ズッコに向かう山道
ブナの大木

ここで,今日のスノーハイキングの目的のひとつ,アイゼンの装着です。このアイゼンは,昨春に買ったものですが,今まで一度も使ったことがないので,是非使いたかったのです。もちろん,アイゼンがなくったって,問題なく歩けるのですが…。ひもを適当にそれらしく通し,ハイ!完了!歩き始めると,締まった雪にザクザクと突き刺さり,全然滑りません。さすがは,アイゼン。金を出しただけのことはあります。

小ズッコへの急な上りを終え,鳥のさえずりを聞きながら,しばらくはなだらかな雪原歩きです。木の回りだけ雪が融け,丸い穴があちこちに開いています。見上げると,青い空に白い雲。冬型の気圧配置で雨が降るかもという天気予報は,今のところは,見事に外れ!

  
残雪のブナ林 大ズッコの北尾根を滑る!
残雪のブナ林
大ズッコの北尾根を滑る!

スノボーだ〜!

大ズッコに向かう上りになると,やっぱりチョットしんどい。でも,距離が短いので助かります。いったん,鞍部になり,短いが急な上りで大ズッコです。ピーク(A)はもう少し南ですが,ここから北に延びる尾根がスノボーで滑るのにちょうどいい。しかも,展望もいい。では,ここでひと滑り。リュックを置き,カメラをセットし,スノボーでGO!雪は締まっているとはいえ,やはり滑りにくい。何とかターンをしながら,滑降。谷に下りきってしまうと,あとで登り返すのが大変なので,あまり距離を滑ることができません。登り返して,写真を見ると,何のコッチャ!?一人だと,写真を撮るもの大変です。結局,3本滑り,スノボーは終了。

大ズッコのピークを過ぎ,下りにはいります。この下りも,木が密生しているので,ぼくの技術ではスノボーで滑り下りることはできません。嗚呼,悲しい。木々の間を抜け,下ります。でも,アイゼンを着けているので,滑らないので歩きやすい。やっぱり,アイゼンの威力は偉大ですねぇ。

樹氷もあるでよ

ブナの疎林になっている鞍部を抜け,扇ノ山山頂に向かっての最後の上りです。少し急ですが,アイゼンがザクザク。いいねぇ。急な上りを終えると,尾根は細くなります。展望台に上がると,冬型の気圧配置ということもあって,鳥取市街がよく見えます。その向こうには,日本海もバッチリ!さすがは展望台!展望台からもう少しで扇ノ山山頂です。その手前の木々を見ると,何やら白くなっています。???まさかこの時期に樹氷?急いで近寄ってみると,やっぱり樹氷でした。4月下旬のこの時期でも樹氷ができるなんて!時期外れの冬型の気圧配置のおかげとはいえ,怖るベし,扇ノ山!そういえば,今朝,TVでニュースを見ていると,苗場スキー場は吹雪だったなぁ。吹雪にならなくて,よかった,よかった。

  
鳥取市街と日本海 樹氷!
鳥取市街と日本海
樹氷!

思いがけない樹氷の出現にビックリするやら,感激するやら。そして,扇ノ山山頂(B)へ。山頂小屋からは,人の話声が聞こえてきますが,外には誰もいません。雪も,2週間前と比べると,驚くほど減っています。多いところでも10cm!ふもとでは強風が吹いていましたが,なぜか,山頂では無風。春の日がいっぱいに差し,暖かい。こんな日は,山頂小屋に入るより外の木のベンチでランチをする方が気持ちいい。でも,その前にひと滑り。

いつものようにブナ林の北斜面に向かいますが,雪が少ないので,小さな木がたくさんでています。こりゃあ,滑られへんガヤ。少し下の方に斜面らしくなっている所があります。そこまで下りてみましょう。行ってみると,これまた木々が出ていて,滑れるほどではありません。とりあえず,滑ってみるものの,快適とはいえません。しかたなく,山頂に戻り,ランチにしましょう。

  
扇ノ山山頂小屋と北斜面のブナ林 林道から見る扇ノ山山頂
扇ノ山山頂小屋と北斜面のブナ林
林道から見る扇ノ山山頂

扇ノ山山頂を独り占め

山頂に戻ると,先ほどのハイカーたちの声は無く,静寂があたりを包んでいます。週末なら誰もいないなんてこはない扇ノ山山頂ですが,今日は雨の予報だったからでしょうか,ハイカーが少ない。そういえば,登ってくる時も誰にも会わなかったなぁ。山頂を独り占めの贅沢ランチです。木々の間からは,氷ノ山や青ヶ丸,仏ノ尾,青ヶ丸と重なって見える鉢伏山。南には,東山や三室山らしい山も見えています。天気よし,展望よし,ランチうまし。食後のコーヒーもゆっくりと味わい,満足,満足。冬型の気圧配置に感謝です。

食後は,来たコースをたどり,登山口へ戻るだけです。大ズッコへの上りがあるだけで,ほとんどが下り基調。雪の上を歩いても1時間ほどで下山できます。しかも,下るにつれて,まわりは春模様。1時間で冬から春を体験できます。

  
新緑と残雪 春の海上の集落
新緑と残雪
春の海上の集落

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