雨と涙?に煙る 深山北尾根(2004.6.27)


  
P・@〜G
P・@〜G

雨が…

週末になると梅雨空になってしまう今日この頃です。今週末も雨模様ですが,今日は「くもり」だとか。早速,MTBで山遊びです。久しぶりに同行のS田さんのお薦めで,深山から北尾根を縦走して天引峠まで行こうという目論見です。しかし,昼ごろには弱くなった梅雨前線が通過するらしいので,天引峠まで行けるかどうか。

最近,世間をにぎわせている三菱車パジェロですが,火を噴くことはなく,ささやまの森公園(P)に到着。きれいに整備された公園には事務所があり,いろいろなイベントが開かれているようです。幸い,今日は何もイベントはなし。駐車場には,6台ほどの車がとまっているだけです。灰色の空からは雨が降り出してきました。本降りというほどではないので,MTBで出発です。

汗,汗,汗…涙

まずは,舗装された林道を進みます。初めはゆるやかな上りですが,しだいに急になります。あたりは植林なので薄暗く,昨日からの雨で湿っぽい。なんだか,うっとうしく陰気な感じの道です。その林道のつきあたり(@)が,深山への登山道です。木のプレートがあり,深山への登山大会も開かれているとか。 「黄葉の森180m 活動拠点施設970m 深山→」 林道はすぐに山道になり,尾根を九十九折りに登っていきます。このあたりも植林なので,薄暗く,風通しもよくないようです。湿気があり気温が高いのに,汗でサングラスが曇ること,曇ること。

九十九折りの道が終わると,今度は谷に沿って徐々に高度を上げていきます。と,ここで大事件発生!S田さんといつものように写真を撮り合っている時,S田さんのカメラを持って移動しようとした矢先,右手に持っていたS田さんの愛機がスルッと滑り落ちてしまいました。あれっ!?と思うと同時に,S田さんの愛機は地面へ。落ち葉の積もったふかふかの路面に,音も無く着地。二転三転の末,静止。急いで拾い上げると,でっぱったレンズ部にガタが出ています。以前に壊れたのと同じ症状です。何で,こんなに壊れやすいんや?しかも,いっつも同じ個所ばっかり。とは思うものの,落としたら壊れるのは当たり前かぁ。

そういえば,ここに来る時の車の中で,S田さんがフジのデジカメのことをしきりに話していました。買おうと思っているようですが,メディアやバッテリーがネックになってイマイチふんぎりがつかないようでした。まさか,こんな形でふんぎりをつけてあげる?とは…。トホホ…。嗚呼,無情。

さらに強まる雨

壊れたデジカメをリュックにしまい,深山を目指します。扇岩と呼ばれる巨岩を過ぎ,扇ナリと書かれたプレートのある広場からは,谷を直登します。結局,登り初めから乗越峠まで,ずっと植林の中の展望なしルートでした。これにはちょっと参ったね。乗越峠(A)には北に下るルートと東と西の尾根に向かう山道が延びています。尾根ルートは,どちらも丸木階段になっており,MTBにはちょっとつらいルートです。

  
力なく?MTBを担ぐS田さん 乗越峠
力なく?MTBを担ぐS田さん
乗越峠

雨も本降りっぽくなってきたので,せめて深山の山頂だけは行こうということで,先を急ぎます。丸木の階段を,MTBを肩にふらふらと上がります。雨であたりがガスっているうえに,サングラスが曇っているので,何が何やら。幻想的というには,あまりにも何も見えません。これって,幻覚かも。

  
乗越峠からの丸太階段
乗越峠からの丸太階段

ガスっても汗はあいかわらず噴き出してきます。汗と雨でシャツはびしょ濡れ。もう,何が何だか。ようやく登り着いたピーク(B)が舩谷山です。

兵庫・大阪・京都 三府県境 舩谷山 標高730m

ここは,大阪府と京都府と兵庫県の三つの県境が接するピークです。ただし,展望はまったくなし。あいかわらず,樹林の中の山道です。でも,このピークからはMTBで乗り乗り。今までの労働が報われるひと時です。木立スラロームですが,路面には木の株が飛び出しているので要注意です。とはいうものの,曇ったサングラスではそれも見えにくく,運を天に任せてGO!

ササ原から深山山頂へ

久しぶりのMTBを気持ちよく楽しんだあとは,いきなり,ササ原の中の道に変わります。前方には大岩のピークが見えています。深山のピークだろうとは思いますが,深山には初めて登るので,あれがピークなのかどうかなのか,定かではありません。ササ原の道は,雨で濡れたササが覆っているので,進むにつれて今度はズボンもびしょ濡れ。つまり,全身びしょ濡れ状態です。

最後の急登を過ぎ,遊歩道へ。どうやら,ピークの大岩を巻いているようです。そして,着いた所が神社(C)です。大岩を御神体にした神社のようで,柵の中には入ってはいけないそうな。せっかくの大岩ピークで,記念撮影をしたかったのですが残念です。少し下には石の鳥居や灯籠もあります。その向こうには,丸いアンテナ?をつけた青い建物があります。石の鳥居とアンテナの取り合わせが,おもしろい。

  
深山山頂の深山宮 石の鳥居と雨量観測所
深山山頂の深山宮
石の鳥居と雨量観測所

レーダ雨量観測所の下ではライダーとハイカーが休憩中です。こんな雨模様の日でも登ってくる人がいるんだ。自分のことは棚に上げて,人のことを妙に感心してしまいました。ここで11時過ぎ。ランチタイムにはまだ早い。少し休憩のあと,舩谷山まで戻りましょう。

  
深山山頂のササ原を下る
深山山頂のササ原を下る

御神体の大岩の裏からササ原の中を下ります。最初こそ,背丈ほどもあるササがジャマでMTBに乗れませんが,すぐに快走。ササ原を抜け,林の中へ突入。テクニカルな木立スラロームですが,それはそれで楽しい。路面が少々見えにくくても,マァイッカです。ゆるやかに上り返すと,再び快走,快走。そして,舩谷山(B)へ。

尾根まわりコースへ

ここからは,京都府と兵庫県の県境尾根を北上します。雨はまだしとしとと降り続いているので,天引峠まで行けるかどうか。とりあえずは,目の前にある尾根を下りましょう。これまた極楽ダウンヒル…と思ったのは最初だけ。すぐに極細山道になり,MTBのハンドルが通りません。倒木も目立ちます。この尾根道は,ささやまの森公園の一部のようで,標示板もありますが,あまり整備されていないようです。残念ながらMTBを押して下ります。しかも,雨で路面が濡れ,滑ること滑ること。

こけること数回。ようやく,極細尾根道を通過。道はきれいなダウンヒルコースです。思わず,歓声が上がります。ウィッキー!これがあるからMTBはやめらまへん!枝をくぐり,木立をぬい,倒木を越え,快適なダウンヒルが続きます。極楽,極楽。ただし,展望は全くありません。雨に濡れた新緑が見えるのみ。ちょっと,残念です。

  
極楽だぜィ〜! 満燈山を目指してGO!
極楽だぜィ〜!
満燈山を目指してGO!

岩石帯を過ぎると,525ピークを巻き,「雑木林の散策路」と「満燈山」との分岐点(D)です。雑木林の散策路は,ささやまの森公園の一部でしょうが,満燈山ってどこ?地形図で見ると,次に現れる急なピークでしょうか。ここから下山してもいいのですが,雨はやんだようだし,案内板があるぐらいだから道もそれほど悪くはないでしょう。とりあえず,満燈山まで行ってみましょう。

展望のない満燈山

ところが,道はこれまで通りの快適尾根道。雨もやんだし,極楽やねぇ。満燈山に行くドォ!小さなアップダウンを繰り返し,満燈山山頂のすぐ下を巻くように進むと,「火の用心」プレートがあります。左に下ると,高圧線鉄塔があり,右に登ると満燈山山頂(E)です。ということは,これまで我々が快走した極楽尾根は,巡視路の一部だったということ。なるほど,道がよく整備されているはずだ。

時計を見ると,ランチタイムです。これからのルートを相談しながらランチとしましょう。満燈山山頂は,木立に囲まれた全く展望のないピークです。山名プレートもなく,近くに木に巻つけられたテープに「満燈山」とあるのみ。訪れる人がほとんどいない静かなピークです。いつものコンビニ弁当を食しますが,この時期にはめずらしく温かいラーメンを食します。雨模様の山頂では,ざるそばは寒いだろうという予想でしたが,ざるそばでもよかった感じです。食後には,もちろん,温かいコーヒーもいただきます。

巡視路を目指して 行くどォ

満腹になったところで,これからどうする?選択肢は二つ。鉄塔からささやまの森公園に下るか,県境尾根をこのまま北上するか。ささやまの森公園に下る道はありませんが,それらしい方向に向かって白テープが続いています。見ると,急斜面を強引に下っているようで,これが正規ルートとは思えません。一方,県境尾根ルートは,それらしいすき間はあるものの,これまでのような極楽尾根道というわけではありません。さてさて…。

S田さんと慎重な協議の結果,雨もやんだことだし,時間もあるしで,とりあえず,このまま県境尾根を北上することに決定!満燈山のピークを巻くようにして,県境尾根ルートへ。 尾根ルートは,小ヤブです。枝や倒木があり,踏み跡ほどの道しかありません。あ〜あ,やっぱり,さっきの満燈山で下ればよかったかなぁ。なんでこうなるの!?と思ってはみても,もう手遅れ。前進あるのみです。所々でMTBに乗ることができますが,押しで進むことも多い。高圧線と交差しているあたりからは,極楽巡視路でしょう。それまでの辛抱,辛抱。

  
満燈山からもチョイ乗り 最後の鉄塔に向かってGO!
満燈山からもチョイ乗り
最後の鉄塔を目指してGO!

489ピークの手前から北の林道に下ることも考えていたのですが,その道すら見つかりません。しかたなく巡視路を目指します。489ピークを過ぎると,真北に下り,巡視路交差手前のピークをまきます。下には林道らしいものが見えますが,よく見るとそれは植生界です。薄暗い巻き道を進み,ようやく待望の巡視路(F)へ。「火の用心」もあります。これから巡視路だァ!

ようやく天引峠へ

巡視路に入っても,倒木があったりで,MTBで一気にダウンヒルというわけにはいきませんが,それでも乗れるだけでOKです。最後のピークからは激下り。あまりにも勾配が大きいので,ブレーキが全然効きません。しかたなく,MTBを押しながら下ります。それでも,そんな激下りは長くは続かず,再び,極楽ダウンヒルルートです。ヤッホッホーッ!薄暗い樹林帯を抜け,最後の鉄塔になると,ようやく展望が開けてきます。とはいえ,見えるのは,麓の集落だけ。ちょっとわびしい?

  
天引峠のお地蔵さん
天引峠のお地蔵さん

最後の鉄塔からは,急な九十九折の道を下り,ついに天引峠(G)へ。天引峠は,トンネルが開通したので,今では通る車がほとんどありません。峠には,お地蔵さんがあり,林道も延びています。最後の鉄塔から右へ下ると,この林道に出たのでしょう。

 

林道終点9:45   扇岩10:20  乗越峠 10:34  舩谷山10:52  深山山頂11:10  深山山頂から下山開始11:24  舩谷山11:33  525ピーク12:01  満燈山12:20〜13:05  天引峠14:05 



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