フィニッシュは感動! 高星山(2004.10.11)


  
P・@〜G
P・@〜G

ガスの高星山

肩すかしの台風が過ぎ,天気予報では秋晴れの一日ということで,喜び勇んで山歩きへ。今日は,S田さんが推薦の高星山から足尾の滝への周回コースです。高星山からの展望もいいそうですが,そこへ行くまでにある岩場からの展望もいいとか。さらには,下山予定地には足尾の滝があります。今回もお楽しみポイント満載です。ただし,高星山から足尾の滝へのルート選択が難しいかも。でも,それも地図読みというお楽しみです。

ところが,天気予報と違って,福崎から生野に向かうにつれて,周辺の山にはガスがかかっています。これは,ヤバイ!播但線に沿って上ります。深い谷の両側にある山々にはガスがかかり,上空は灰色の雲が広がっています。秋晴れって,どこのこと?

登山予定地の手前で,これからの予定を検討。見上げると,高星山方面はガスにすっぽりと包まれています。他の山を検討していると,ガスが流れ始め,天気が好転の兆し。これなら,高星山へ行っても展望が楽しめそうです。ということで,予定通り,高星山に決定。

植林の中の登山道

生野学園の中の道を上り,高星山の登山口を示すプレート付近(P)で駐車。リュックを背負い,出発です。今日もMTBなしの手ぶら楽チンハイキングです。プレートにしたがって,登山道に入ります。一旦,沢に下りますが,あとは薄暗い植林の中の道です。プレートやテープがあるので,迷うことはありませんが,道は天狗岩のある尾根を迂回するかのように,どんどん北に向かっています。時には斜めに,時にはジグザグに。勾配は緩やかで,路面もよく整備されています。おそらく植林の作業道を利用した登山道なのでしょう。

植林を抜け,雑木林にかわると,今度は雨でぬれた草木でズボンや服がぬれてしまいます。雨が降ってなくてもぬれたんじゃあ,たまりません。クモの巣を払いながら,再び,植林の中へ。展望はないものの,先ほどのようにぬれることがないので,こちらの方がマシです。

植林を抜け,谷に向かうと,50cm〜1mほどの岩が谷を埋めつくしています。はて?これが岩塊流なのでしょうか。本によると,山頂付近の数mほどの大岩がごろごろあるのが岩塊流だとか。これでは岩が小さ過ぎますし,ここは中腹です。う〜ん…?とりあえず,プチ岩塊流ということにしておきましょう。それにしても,おびただしい岩の流れです。

そして,植林の中へ。植林を抜け,大きく南に向きを変えると,尾根に出ます。いよいよ,天狗岩が近くなってきたようです。尾根からは木々の間からまわりの山々が見えています。まだ,ガスが流れていますが,上空には青空が見えています。ようやく,天気が回復してきたのでしょうか。このようすだと,高星山山頂では秋晴れのもと,大パノラマが楽しめそう。

  
プチ岩塊流を登る 岩場から見る栃原の集落
プチ岩塊流を登る
岩場から見る栃原の集落

展望の岩場

天狗岩にはまだのようですが,それでも尾根には小さな岩場があります。岩場の上に立つと,高度感があり,ふもとを流れる栃原川がはっきりと見えています。残念なことに,達磨ケ峰方面がガスにおおわれています。今は,1000m付近にガスがただよっているでしょうか。

天狗岩の下に来ると,見上げるほどの岩壁です。S田さんが前回来た時は,正面の天狗岩を直登したそうですが,今では天狗岩の下を迂回するルートができています。それでも急斜面の樹間をぬうルートは危険がいっぱい。しかも,今日はガスで斜面がぬれているので,足元が滑りやすい。立ち木につかまりながら,尾根へ。もちろん,このまま頂上を目指すわけにはいきません。天狗岩に寄り道です。

尾根からも立ち木につかまりながら,天狗岩の上(@)へ。思ったほどの高度感はありませんが,それでも東に180度の展望が広がっています。達磨ケ峰方面はあいかわらずガスにおおわれています。栃原川をはさんだ東の山々もガスがかかっています。高度感という点では,先ほどの小さな岩場の方がありそうです。

  
天狗岩にて 高星山へのなだらかな尾根
天狗岩にて
高星山へのなだらかな尾根

なだらかな尾根道

天狗岩で展望を楽しんだあとは,尾根に復帰。高星山を目指します。923ピークにまで来ると,落ち葉の歩きやすい尾根道になります。台風の影響でしょうか,倒木が目立ちます。尾根は登るにしたがって広くなっていますが,マーキングのテープがあるので迷うことはなさそうです。

雑木林の中でひときわ目立つのが,アセビです。この木は,シカも食べないそうで,元気一杯勢力を広げているようです。山頂付近なんて,アセビの群生です。でも,MTBを担いでいると,いつもジャマになるのがこのアセビなんだなぁ。今日は,MTBを担いでいないからいいけど。

広くなった尾根は,自由にコースどりができます。どこでも歩きやすく,お散歩気分です。でも,これって,上りだからお気楽なのです。下りだと,どこの尾根に入ってしまうかわからないので,要注意。秋晴れとはいかないものの,さわやかな空気が稜線に流れています。お散歩気分で高星山手前へ。

高星山手前には,「町境尾根 高星山 天狗岩」への道標があります。帰りは,ここから町境尾根を途中までたどり,足尾の滝に行く予定です。道標付近から山頂にかけては,アセビの群生で,歩く空間がないほどです。

大パノラマの高星山山頂

アセビをかき分け,山頂へ。なだらかな山頂(A)には三角点(三等三角点 点名新田 1016.4)があり,そのまわりは少し広くなっています。それ以外は,アセビ,アセビ,アセビ。山頂からは,南の展望が開けています。太田池,夜鷹山,暁晴山,砥ノ峰高原などが一望できます。ところどころにガスが流れているのも風情があります。真っ晴れいいですが,こんなふうにガスっぽい展望もいいものです。

  
高星山から見る太田池 高星山から見る砥ノ峰高原
高星山から見る太田池
高星山から見る砥ノ峰高原

三角点の脇で,いつものコンビニ弁当とこうどんです。もちろん,食後にはコーヒーを。じっとしていると寒いぐらいの気温なので,温かいコーヒーが美味しい。夏の終わりも実感します。さて,これから足尾の滝に向かって,下山しましょう。

山頂から少し下ったところで,O柿さんのプレートを発見。この地を,MTBで登ったり,歩きで登ったりしているようです。歩きはともかく,MTBを持って登るなんて,あいかわらずの超人ぶりです。超人は永遠に不滅です!

04.5.2(日)はれ
今日は歩きで太子町の井上さん夫婦と至る。学園から上って来てこの後は町界を東に下り車に戻る予定です。体力は十分なれどうまく下れるかなー。

プレートの遺書?によると,O柿さんたちは町境尾根を下ったようです。我々狂人コンビは,町境尾根から898.6三角点ピーク,その南西の820ピーク経由で足尾の滝の東尾根にある高圧線鉄塔へと行く予定です。急斜面ややせ尾根を下るのならまだわかりやすいかもしれませんが,予定ルートの町境尾根鞍部からはなだらかなうえに大小の尾根が分岐し,地図読みが難しそうです。しかも,地図は2万5千分の一だし。さて,無事に足尾の滝にたどり着くことができるでしょうか。

まずは町境尾根の鞍部へ

町境尾根と天狗岩との分岐点から南に下ります。アセビの群生を抜けると,なだらかな広い尾根です。左手は谷になっており,水も流れています。尾根道には明瞭ですが,倒木があったりするので,谷に沿って下る方が歩きやすそうです。赤テープのマーキングも谷に向かっているので,そちらに行きましょう。

歩きやすいので,どんどん下ります。でも,町境尾根からは離れているので,絶えず町境尾根をチェックしなければなりません。とはいうものの,地形図では町境尾根のすぐ脇が谷なので,谷を進んでも問題はないでしょうが。植林の中を抜けると,左手に沢の合流点があります。大岩がゴロゴロ転がっており,これが岩塊流のようです。大きな木はなく,明るい草地です。町境尾根の鞍部はすぐそこです。

  
町境尾根 町境尾根鞍部手前の岩塊流地帯
町境尾根
町境尾根鞍部手前の岩塊流地帯

次は三角点ピーク

町境尾根の鞍部(B)に行くと,あたりは暗い植林です。南の谷を下り,三角点ピークを目指しましょう。暗い植林ですが,不思議なことに踏み跡はあります。いったい,何のためにここを歩いたのでしょう。とまぁ,かくいう我々もふつうには理解されそうにない理由で歩いているのですが。三角点ピーク手前の谷に下ると,小さな沢がいくつか合流しています。その沢の水のきれいなこと。しかも,ここ数日の雨模様で水量も多い。しかたなく,水の中を歩くことに。なんちゃって防水シューズでも,水は入らないもんだなぁと妙に納得。

  
秋の味覚? 三角点ピークにて
秋の味覚?
三角点ピークにて

急な尾根を登りきると,細長い山頂部へ。三角点(四等三角点 点名足尾 898.6)のあるピークは,もう少し先のようです。あいかわらず暗い植林を抜けると,切り開きになった明るい三角点ピーク(C)です。あたりには,ガスが漂い,深山の趣があり,いい感じ。さて,次は南西にある820ピークだ。

その次は820ピーク

コンパスで方向を確認し,西から南西へ。なだらかな尾根を下りますが,右にも左にも尾根があるの上に,見通しのない暗い植林の中なので,現在地がわかりにくい。しかも,地図が2万5千分の一なので,地形の表記が雑です。先ほどの三角点ピーク手前の谷の表記だっておおよそでしかありません。OLの1万分の一の地図がほしいところです。でも,考えようによっては,大まかな表記なので,大まかにポイントを選択して進めばいいともいえます。

820ピーク手前の鞍部から南のピークを目指します。と,正面にシカ除けネットが出現。古いもので,使い物にはなりませんが,シカ除けネットが何らかの境界を表わしていることはよくあることです。これは要チェックです。シカ除けネットにそって登ると,820ピーク(D)です。南の展望が開けています。犬見川沿いの集落や栃原川沿いの集落が眼下に見え,栃原川から市川をはさんで山やまが折り重なるように連なっています。このピークも,絶好のビューポイントです。

ところが,ここで大問題。犬見川がすぐ近くに見えるということは,ここは820ピークじゃなく,810ピーク?でないと,あまりにも犬見川が近すぎるし,鉄塔も近すぎる。???やっぱり,820ピークじゃないのかな?でも,いつの間に810まで来たのかなぁ。でも,そうだとすれば,足尾の滝へは,南東の尾根を下らなきゃあいけません。行こみゃあかぁ。

鉄塔目指してGO!

南東に進むと,尾根ではなく,谷に下っています。???もう一度,展望ポイントに戻って,現在地の確認だ。植林を横切り,ピークから少し下がった切り開きに出ます。下を見ると,尾根の先に鉄塔が見えています。ということは,やっぱり,さっきのピークは820ピークだったんだ。やれやれ。あとは,この尾根を下るだけです。

  
820ピークから植生界に沿って下る bTの鉄塔にて
820ピークから植生界に沿って下る
bTの鉄塔にて

尾根は,シカ除けネットで植生が分かれており,東は植林,西は雑木林。歩きやすいのは,植林の中です。シカ除けネットを越え,植林へ。木立をつかみながら,急な下りを下ります。植林を下りきったところから,きれいな道に出ます。巡視路のようです。急な下りを,さらにどんどん下ると,今度は右手へ。「火の用心」プレートが現れ,高圧線鉄塔(E)が目の前です。

感動の足尾の滝

鉄塔から足尾の滝に向かいますが,道らしいものはありません。でも,よく見ると,植林なので歩けそうです。よし,行くぞう。ところが,これがもう大変。踏み跡らしいものはあるものの,地形図通りの急斜面です。木につかまりながら,ずるずると下ります。途中で,野菜生活のカンを発見。こんなところを缶ジュースを飲みながら歩いた人がいるなんてビックリです。どんな人なのでしょう。サインをいただきたいものです。

  
鉄塔から激下りを下る 感動の足尾の滝
鉄塔から激下りを下る
感動の足尾の滝

激下りを下りきると,いきなり遊歩道へ飛び出します。足尾の滝への遊歩道です。しかも,滝の音は間近に聞こえています。これは超ラッキーです。早速,足尾の滝(F)へ。ところが,この足尾の滝。左右対称に落ちる豊かな水は,大迫力です。しかも,滝壷のすぐ近くに行けます。苦労してたどり着いた甲斐があります。あとは,遊歩道を戻り,林道(G)へ。林道から1時間半の歩きで,生野学園に戻りました。雨らしい雨にもあわず,しかもこのあと,帰り道の途中で虹まで見ることができました。

今日は,S田さんに天罰やバチが当たることもなく,平穏な山歩きを楽しむことができました。しかも,最後には見事な滝を見ることができたしネ。もちろん,高星山からの大パノラマも素晴らしかったし,その途中の天狗岩も絶景でした。今日も見所が多く,地図読みの楽しさもチョット味わえたし,メデタシ,メデタシ。


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