走り初めはハプニング連発! 加古川の里山徘徊(2005.1.9)


  
P・@〜F〜B〜@
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仕切りなおしの走り初め

年の初めのMTBは,プラ階段連続の虚空蔵山で始まりましたが,今回はK山さんとwithMTBです。彼は,今日が走り初め。正月早々,プラ階段地獄は縁起が悪いので,今日のコースは,加古川の里山,大藤山周辺の巡視路を走ることにします。お手軽&乗り乗りのコースなので,MTBを大いに楽しむことができるでしょう。

ハプニング第一弾!

いつもより遅めの集合で,大藤山のふもとにある長楽寺(P)に到着。グラウンドの脇の駐車場に車をとめ,MTBの準備です。が,ここでいきなりハプニング第1弾!ナント,K山さんのMTBのフリーのトップ側のギアが空回りしています。手でさわると,その外側のネジがぽろっ。どやさ〜!?

何とかギアをはさみ込み,MTBのセット完了。寒い中を西の峠を目指して走ります。大藤山を見上げると,山全体は雑木におおわれていますが,山頂直下には大岩があります。今日は,MTB持参なので大岩どころか,大藤山山頂に行けるかどうか。ふり返ると,ふもとから見る大藤山はなだらかなピークをもち,どっしりとした山容です。標高250mほどの低山といえども,なかなか魅力的な姿です。

西牧の集落を過ぎ,北に上がる林道をに入ります。林道は,しだいに東に向いているので,ここでミスコースが発覚。とはいえ,峠への林道はすぐ上です。竹林をぬけ,斜面を上がると林道です。MTBを肩に登ってビックリ!林道のあちこちに倒木があります。ここにも,昨秋の台風の影響が現われています。ということは,これから先の巡視路だって…。

  
大藤山全景 「火の用心」プレートのある峠
大藤山全景
「火の用心」プレートのある峠

倒木をくぐり,乗り越え,ようやくMTBでまともに走れるようになり,峠(@)へ。峠には,「火の用心」がたくさんあり,巡視路の交差点といったところです。少し北に下ると,右手の斜面を横切るようにきれいな道がついています。これも巡視路です。ですが,以前はこんな巡視路は行かなかったようなぁ。はて?でも,これも巡視路なので,問題なしかな。

ところが,この巡視路はさほど高低差はないものの,倒木が何か所もあります。なかには,根元の土諸共倒れている大木もあります。やっぱり,台風の影響大だなぁ。倒木をくぐり,またくぐり,ようやくMTBで走るものの,すぐに押しに。左手を見ると,峠道があるであろう谷が見えています。あの道なら乗り乗りだったかもねぇ。…残念!

ハプニング第二弾!

鉄塔を過ぎると,林の中の尾根道です。小さなアップダウンがあったりしますが,下りはなんとか乗車可。木立をすり抜け,つかの間のダウンヒルを楽しみます。と,ここでハプニング第2弾!あとから下ってきたK山さんがMTBと一緒に木立に激突!幸いダメージはありませんでした。ブレーキが効かなかったというMTBを見ると,タイヤがいけません。市販されているMTBは,とりあえずはクロスカントリーを志向しているためか,タイヤのパターンが小さく,浅い。そこそこスピードが出て,そこそこグリップがいいタイヤといえるのでしょうが,山道ではグリップ最優先です。しっかりとスピードを落としてくれるタイヤでなきゃあ,下りが恐ろしくって,しかたありません。恐ろしいどころか,危険でもあります。

  
峠から巡視路を快走? 鉄塔からの急なプラ階段を下る
峠から巡視路を快走?
鉄塔からの急なプラ階段を下る

ダメージがなかったということで,今年の運は吉?!再び,林の中の尾根道を進みます。MTBに乗ったり,押したり,担いだりで,鉄塔(A)に到着。この鉄塔からは,法華山方面の展望が楽しめます。日当たりがいいものの,風が冷たい。長居をせずに,下山開始。MTBに乗れるのは,最初の数mだけ。あとは,急なプラ階段の連続です。いつも思うのですが,これって,悔しいよねぇ。

ハプニング第三弾!

プラ階段を下りきると,ようやくMTBの出番です。シングルトラックをしばらく走ると,朽ちた丸太橋です。2mほどしかありませんが,濡れているので滑りやすい。K山さんに注意を促したとたん,K山さんが丸太から足を踏み外してズルッ!わざとやってるの?って聞きたくなるほどのタイミングの良さです。そこまで身体をはらんでもねぇ。

  
この丸木橋で… 竹林のバリケード その1
この丸木橋で…
竹林のバリケード その1

3つめのハプニングを終え,大釜池のほとりへ。ここからは,大釜池をつかず離れずの距離で巡視路があります。では,巡視路へ。…と見ると,目の前には倒れた竹のバリケードが。おやっ?竹って,風に強かったんじゃないの?折れたり倒れたりの竹を越え,ようやく平坦な山道へ。途中には,右手に鉄塔に向かう巡視路がありますが,いずれもピストンなので,今日はパス。平坦な山道をMTBでお気楽モードです。巡視路はこうでなくっちゃあねぇと思った矢先,大倒木!こんなところにも倒木があるんかい!

何とか倒木を越え,迂回し,MTBでGO!雑郷から行常に通じる峠の手前から,巡視路に従って鉄塔に向かいます。暗い雑木林を抜けると,鉄塔です。さらに登ると,2本目の鉄塔で左手から登ってくる巡視路と合流。ここから巡視路を下ってもいいのですが,少し登ると大藤山の北を巻く林道?に出ます。そこから東にある牧場に下ると,MTBの乗車率は上がるはず。

林道(B)に出て,左に向かいます。右に向かうのは,今日の帰り道です。少し草が生えていますが,倒木はありません。気分よくMTBを走らせていると,突然前方の視界が開け,草地に飛び出します。牧場の最上部です。東を見ると,加古川の山や麓の田畑が見えます。のどかな田園風景です。ここからは,地道の車道を通って下るだけですが,途中で小さな草地のピークに寄り道。草が茂っているので足元が見えず,チョット不安がありますが,こうやって草の中を下るのは楽しいものです。

  
牧場の草地を下る
牧場の草地を下る

巡視路は何処へ?

最後は舗装路になり,玉の緒地蔵への道に出て,車道へ。さて,時間もあることですし,先ほどの巡視路を東に行ってみましょう。まずは,鉄塔へ。ところが,この鉄塔から巡視路が見当たりません。裏手の墓地をうろうろ。もう一本東の谷をうろうろ。6年ほど前にはこの巡視路をMTBで走ったハズなのですが,6年の年月は,当時の記憶をすっかり風化させています。しばらく,あたりをうろつくものの,巡視路はやっぱり見当たりません。しかたなく,車道を東へ。道の脇に「火の用心」のプレートを発見。集落を抜けるものの,人家に入ってしまったり。再び,車道に出て別ルートを探すもののやはりなし。やっぱり,さっきのプレートからやね。

プレートから集落を抜け,ため池のほとりを進むと,「火の用心」があります。ここから尾根をたどって鉄塔に向かいます。急な上りの連続で,MTBは担ぎっぱなし。暖かい冬の日差しが背中に照りつけ,汗がしたたります。風は冷たいので,皮膚は寒いが,身体の中は熱い。これって,どうよ?

鉄塔(C)に着き,火照った身体を冷やし,展望を楽しみます。冬の日を銀色にはね返す播磨灘が見え,臨海の工業地帯も見えています。はるか遠くには淡路島の島影も見えています。ここなら津波がきても大丈夫です。穏やかな年の初めです。汗がひいたところで,ランチとしましょう。やわらかな冬の日差しを浴びながら,定番のランチです。

  
銀色に光る播磨灘
銀色に光る播磨灘

ランチを終え,おなかが一杯になったところで,巡視路を進みます。ところが,これまた急な上りの連続。重くなったおなかにこたえます。しっかり,食後の一汗をかき,鞍部へ。頂上の尾根を巻くようになだらかな巡視路がついています。MTBもチョコッとは乗れます。切れ落ちた右手の斜面に気をつけながら巡視路を進み,鉄塔への分岐点(D)へ。右手に少し行くと,鉄塔があります。ふり返ると,ランチポイントの鉄塔も谷越しに見えています。150mほどの標高ですが,里山らしい展望が広がっています。

分岐点に戻り,巡視路を進みます。再び,右手の切れ落ちた斜面に気をつけながらMTBに乗ったり押したり。鉄塔近くになり,倒木のために巡視路をあきらめ,尾根へ。少しヤブっぽい尾根をつき抜けると,鉄塔の下に出ます。巡視路はどうなっているんかなぁと鉄塔の周りをうろうろ。尾根を行く道はなく,谷に下る道しかありません。???でも,この道が巡視路であることは確かでしょうから,この道を行くしかないでしょう。

ハプニング第四弾!

巡視路はガレ気味ですが,なんとか乗車可。暗い林の中を下ります。鉄橋もあります。と,後ろでK山さんの声が。「ディレイラーが…」戻ってみると,K山さんのKLEIN号のディレイラーがこむら返りを起こしています。ディレイラーのこむら返りは経験があるのですが,ディレイラーを元に戻すと何とか走れるのです。でも,一度こむら返りを起こしたディレイラーは,変速性能がガタ落ち。いつまでも使いつづけるわけにはいきません。本日,4つ目のハプニングです。

  
鉄橋もあります 竹林のバリケード その2
鉄橋もあります
竹林のバリケード その2

こむら返りをしたディレイラーを元に戻し,巡視路をGO!気分よく下りきると,目の前に竹やぶのバリケードが!手前間を見ると,「火の用心」があります。ルートは間違ってはないようですが,巡視路をおおう倒れた竹,竹,竹。折れた竹,竹,竹。空身でも前進不能。況やMTBをや。しかたなく,竹やぶバリケードを迂回するルートを捜索。左手の斜面を横切るようにして,何とか迂回。斜面の上には鉄塔があるようですが,もう行く気力はなし。巡視路に復帰し,竹やぶを抜けます。MTBで走ることの楽しさよ。

竹やぶを抜け,車道に出ると,自然歩道の標識(E)があります。当初の予定では,法華山に向かう自然歩道を回る予定でしたが,15時近くになっているので,とりやめ。行常に戻り,巡視路で帰りましょう。

第二火力線の鉄塔を見ながら,巡視路(F)へ。この巡視路を登りきると,大藤山の北を巻く林道に出ます。とはいえ,この急な巡視路を登るのは大変です。肩のMTBがずっしりと重く感じられ,足取りが重くなります。ただ,山の標高が低いので,登る距離が短いのがせめてのもの救いかも。

ラストハプニング!

一汗かいて林道(B)へ。15時を過ぎ,あたりには夕日のような日が差しています。さあ,これから林道をぶっ飛ばすぞ〜!と思っていると,K山さんがMTBをさわっています。近寄ってみると,なんと!ディレイラーが分解しています。本体とプーリーの付いているアーム部分が分かれ,アーム部分はチェーンにぶら下がっています。なんとまぁ,こんなことになるなんて!本日,5つ目にして最大のハプニングです。これはどうしようもありません。とりあえずは,アーム部分がホールにからみつかないようにストラップで固定しましょう。ペダルを踏まなきゃあ,下りだけでも乗れるでしょう。それしても,今日はK山さんの走り初めだというのに,ハプニングの多い日です。これでK山さんの今年の運勢は決まったも同然?

  
ハプニング第五弾 分解したリアディレイラー
ハプニング第五弾 分解したリアディレイラー

以前は乗り乗りだった林道ですが,今日は倒木があちこちにあり,その度に迂回したり,乗り越えたり,くぐったりでガッカリです。しかも,ディレイラー破損のK山さんはほとんど乗れていません。日頃のMTBの点検を怠ったツケとはいえ,過酷な走り初めとなってしまいました。

1本目の鉄塔から大藤山を探すものの,結局,到達できず。一つ東のピークにいることはわかったのですが,もうこれ以上,MTBを担いでヤブ漕ぎをするのも大変なので,巡視路に引き返すことに。巡視路は倒木があるものの,乗車率は高く,快調に進めます。こんなに快調な巡視路だというのに,MTBを押しながら進まなきゃあならないK山さんの心中や如何に。しかし,これも山ならではこと。良きにつけ,悪しきにつけ,山は人間に試練を与えたもう。この試練を乗り越えてこそ,成長があるというもの。ありがたや,ありがたや。ナマンダ,ナマンダ,チ〜ン。

3本目の鉄塔からは尾根をたどるので,高圧線からは少し離れます。でも,この尾根道も下りは乗り乗り。すっかり薄暗くなった林の中を進みます。下りきって登り返し,長細い尾根に出て…と,このあたりでは6年前の記憶を取り戻しています。そうそう,この先のピークを下っちゃあダメなんだよねぇ。手前の分岐点から左手に下りましょう。林の中のシングルトラックですが,落ち葉と枯れ枝でどこが道なんだか。ともかく,尾根を下ることを考えて,どんどん下ります。そして,鉄塔へ。本日最後の鉄塔です。この鉄塔からも乗り乗りの巡視路です。気分よく下りきり,峠(@)へ。

「火の用心」プレートを見ながら,峠をあとに快走。朝,乗り越えた倒木に来ると,長かった巡視路の旅はフィナーレを迎えます。倒木を目印に竹林へ。竹林を抜けると,畑の中の林道へ出ます。下から原チャリのおじさんがやってきました。薄暗くなった林道でMTBの二人を見て,ちょっとビックリ,かなり怪しんでいました。

今日は,予想をはるかに越えたハプニングの連続に疲れたよ〜。本日の教訓。@加古川の低山,侮りがたし。AMTBのメンテナンスはおろそかにするべからず。B低山も早出早着。C記憶より記録を。

 

出発9:55   峠10:36    鉄塔11:03    牧場12:00   鉄塔12:46   第2火力線鉄塔bS8 14:59    ディレイラー破損15:15    下山16:45


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