緑陰に吹く風は涼し 悪谷ノ頭(2005.7.24)


  
P・@〜C
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涼を求めて

梅雨が明け,真夏の太陽が照りつける今日この頃。山歩きは,1000m以上の山が涼しくていいですねぇ。しかも,山頂からの展望がいいならいうことなし。今回の悪谷ノ頭は,この条件にピッタリ。さらには,アプローチの林道はゆるやかで,林道から山頂までは15分ほど。こんな楽チン登山,行くっきゃないでしょう。

ということで,氷ノ山わかさスキー場から東因幡林道に向かいます。と,通行禁止の標示が出現。どうやら,この先はガケ崩れで車は通れないようです。しかたなく,ここで車からMTBに乗り換えます。MTBの準備をしていると,おっちゃんが話しかけてきます。どうやら,氷ノ山命水の売り込みのようです。話によると,戸倉峠の湧き水は大腸菌がいっぱいだとか。それに比べ,ここの氷ノ山命水は鳥取の保健所が太鼓判を押したほどのミネラルたっぷりの良質な天然水だとか。う〜ん,これはちょっとヤバイかも。結局,30円/gで氷ノ山命水を買ってしまいまいした。でも,あとで考えると,あの戸倉峠の湧き水って,今まで何度も飲んだけど,腹痛になったことはありません。しかも,大腸菌がいっぱいって,あんな山の上でどうやって混入するのでしょう。きっちり,おっちゃんの作戦にはまってしまったということですね。

  
氷ノ山命水
氷ノ山命水

極楽林道

氷ノ山命水をボトルに詰め,MTBで出発です。兵庫県境の峠までは舗装路です。しかも,それほど斜度はないので楽チンです。車が通ることもないので,のんびり走ります。ほどなく,峠着。峠から兵庫県側の道もきれいに舗装されています。ガケ崩れは兵庫県側のようです。悪谷ノ頭を目指す我々は峠から未舗装の林道に入ります。この林道は兵庫県と鳥取県との県境尾根に沿うようにつけられています。路面には四輪の轍が残っているので,かつてはこの林道を四輪が走っていたようです。路面はさほど荒れてはおらず,MTBで走るには全く問題なし。新しいオートバイの轍が残っているので,オートバイではよく利用されている林道のようです。

林道の脇を見ると,オカトラノオやウツボグサがたくさん咲いています。ところどころにヤマアジサイも。右は県境尾根,左も森なのであまり展望はありませんが,そのかわり強烈な真夏の太陽はさえぎられ,やわらかな緑の日の光が差しています。標高は1000m近くなので湿気はあまりなく,爽やかです。

極楽の林道ですが,ところどころ,崩落箇所があるので要注意です。また,倒木が行く手をさえぎっていたりもしますが,MTBなら大丈夫。オートバイも問題なしかな。その崩落箇所から見ると,ふともの舂米の集落からスキー場,三ノ丸に氷ノ山山頂,赤倉山までの大パノラマが一望できます。MTBで数十分登っただけで,これだけの展望があるなんて,もうけものです。

  
氷ノ山の大パノラマ
氷ノ山の大パノラマ

陣鉢山への尾根を越える手前は上りですが,それでも斜度はないので乗車可能。木立ちの間から見える展望を楽しんだり,道端の花を見たり。のんびり林道ツーリングです。そして,陣鉢山への尾根へ。陣鉢山への取り付きらしい地点にはテープがつけられています。その一つに「夢山歩」とあります。夢見心地で山を歩くとは!遭難する時って幻覚が現れるといいますが,そのことでしょうか。

尾根を越えると下り基調になります。ところどころ,水たまりがあるので要注意ですが,下り基調なので楽チンです。少しぐらいガレてたって問題なし。でも,倒木はちょっと困るのことよ。ゆるやかに下っているので,そんなにも標高が下がっている気はしませんが,こんなにもずっと下りっぱなしだとこれでええんかなぁとチョット気になります。

  
林道から見る陣鉢山 極楽林道を走る
林道から見る陣鉢山
極楽林道を走る

悪谷ノ頭へ

林道が右に大きく曲がるところで,ようやく悪谷ノ頭が姿を現わします。その向こうには,扇ノ山と青ヶ丸も見えています。なるほど,地形図通りで,林道から悪谷ノ頭山頂まではさほど距離はなさそう。これなら,楽勝ジャン。林道だって極楽だし。今日の山行きは楽チンだねぇ。唯一の難関といえば,氷ノ山命水のおっちゃん!

  
林道から見る悪谷ノ頭 悪谷ノ頭登山道から見る扇ノ山
林道から見る悪谷ノ頭
悪谷ノ頭登山道から見る扇ノ山

悪谷ノ頭を巻くように進むと,右手に赤いテープが5本。山道が尾根に向かって延びています。そのところどころにもテープが付けられています。これが悪谷ノ頭登山道でしょう。MTBを置いて,早速山道へ。

それにしても,こんな山道を誰が整備したのでしょう。しかも,そのあともこの道を利用する人がいるようで,道はハッキリしています。HPでは,悪谷ノ頭の記録はあまり見たことがないのですが,もしかすると「悪谷ノ頭愛好会」なんてのがあって,そこが山道の整備をしているのでしょうか。いずれにしても,こんなマイナーな山にもきちんとした山道があるのに感激。テープを目印に登ると,山頂まで迷うことはありません。

登山道は森の中を進み,支尾根から県境尾根に向かいます。県境尾根に近づくにつれて,あたりはブナの森になり,緑がきれいです。急登なので汗ビッショリ。でも,あたりには爽やかな空気が満ち,少し立ち止まると,嗚呼涼し〜。ブナの森を登りきり,県境尾根に出ると,山頂はすぐそこです。

  
緑鮮やかな悪谷ノ頭登山道 悪谷ノ頭の三角点
緑鮮やかな悪谷ノ頭登山道
悪谷ノ頭の三角点

三角点のある山頂は北側が伐採され,展望があります。右手に鉢伏山から瀞川山。その向こうには蘇武岳をはじめとする神鍋の山々。左手には青ヶ丸と仏ノ尾が並んで見えます。しかし,どの山も,モヤのために白っぽくかすんでいるのは残念です。真夏の太陽が照りつける山頂ですが,薄暗い森の中よりはランチにいいでしょう。美方町の山々を眺めながら,いつものコンビニ弁当とざるそばです。ところがこのざるそばは,どうもいけません。麺にコシがありません。まねき食品さん,もう少しマシなそばを作ってよ。

  
青ヶ丸と仏ノ尾 鉢伏山から瀞川山
青ヶ丸と仏ノ尾
鉢伏山から瀞川山

食後のコーヒーをいただき,下山です。下山はピストンコースです。時間にして10分ほど。登り20分,下り10分では山登りとはいえないほどですが,山頂からの展望はGoodです。アプローチの林道だって,歩けば2時間以上はかかるでしょう。MTBならではの楽チン登山でした。山頂からの展望もいいし,ときおり現れる林道からの展望もいいものです。それになんたって,1000m以上の標高があるのですから,空気が爽やか!マイナーな山だけど,一度は行ってみる価値はありそうです。

ところで,このピークがどうして「悪谷ノ頭」って言われるのでしょう。谷がいいとか悪いとか,人間に勝手に決められたんじゃあ,谷がかわいそうやんねぇ。

  
下山後は水遊び 気持ちええなぁ
下山後は水遊び 気持ちええなぁ

 

氷ノ山命水10:10  県境の峠10:20  陣鉢山への尾根11:10  悪谷ノ頭登山口11:50  悪谷ノ頭12:10〜13:00  氷ノ山命水14:30


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