御津山脈再訪 そして御坊尾根(2005.12.30)


  
P・@〜G
P・@〜G
またもや野瀬へ

先週は時間が足りなくなり行けなくなってしまった御坊尾根への縦走を,今日こそは。駐車ポイントは先週と同じ(P)なので,何ら迷うことはありません。登り口もだいたいの見当がついているので大丈夫。MTBの準備を整え,いざ出発です。

集落を抜け,墓地に向かいます。この墓地の奥に登山口があるはずなんだけど…。行ってみると,墓地の左手(@)に「野瀬登山口」のプレートがあります。もしかすると,先週のハイカーが言っていた「野瀬東登山口」というのは,この登山口のことでしょうか。ナゾです。

記憶がないなぁ

落ち葉の敷き詰められた広い登山道は,すぐに左手に上ることになります。そのまま直進すれば,砂防ダムに行くようです。この砂防ダムは,地形図には載っていませんが,大きなものです。シングルトラックになった登山道ですが,確か,数年前にここをMTBで下ったハズですが,その時の記憶が…。ただ,道の脇に石像があったのだけは,かすかに記憶しています。たしかあの時,ジャマな石像やなぁと思ったような。

  
石仏を見ながら尻見坂 今は涸れている息力水
石仏を見ながら尻見坂
今は涸れている息力水

この登山道は,「尻見坂」というそうで,その昔は室津に抜ける峠道だったそうです。道理で,しっかりした道です。しかも,それほど急ではなく,途中には「息力水」と石柱の立った水場もあります。今は,すっかり水は涸れてしまっています。冬場だけの現象なのでしょうか。それとも,もう水脈が尽き,一年中水が出ないのかな。

息力水からしばらく登ると,172ピークの鞍部です。この鞍部を過ぎると,今度は左手に天下台山やこれから行く予定の御坊尾根が一望できます。足元は急な斜面となっているので,MTBで走るには要注意です。危険ですが,展望がいいので気持ちいい。シダの間をぬうように登山道は上っていきます。そして,少し急になったあたりからMTBは押すことにします。こんなところで強引に乗っていて,バランスを崩せば,間違いなく谷底へ転落することでしょう。

  
尻見坂から見る御坊尾根 御津山脈縦走尾根
尻三坂から見る御坊尾根
御津山脈縦走尾根

御津山脈縦走路へ

左手の展望と切り落ちた斜面を眺めながら,尾根に向かいます。道が九十九折になり,冬の日の光が差し込み始めると,尾根はすぐです。登った尾根(A)には,たくさんの標識が立っています。「雄鷹台山方面 大浦西登山口」「大師堂→大浦西登山口」「柏登山口方面 相生野瀬方面」「脈縦走路」「相生野瀬」などなど。いったい,何が何やら。こんなにたくさんの標識をつける必要があるのでしょうか。

ここから雄鷹台山に向かって縦走するのですが,その前に大師堂に行ってみましょう。大師堂は尾根から少し下った平地にあります。昨年の台風のためでしょうか,屋根にブルーシートが張られ,以前よりは少し古びた感じになっています。それでも,お堂の中はきちんと整理され,荒れた感じはありません。お堂の脇には清水が溜まっているところがあり,昔はそこを水場としていたのでしょう。

  
大師堂
大師堂

大師堂の見物を終え,縦走尾根に復帰。これから縦走の開始です。MTBに乗り,GO!GO!GO!縦走路は,以前よりも幅が広くなっている感じで,両側からの柴の小枝の張り出しが少ない。ただ,道には切り株が点在しているので,それにつまづくと前転しそうです。路面に注意を払いながら,MTBを楽しみます。

光る海 光る大空 光る頭

右手には銀色に光る播磨灘。遠くに室津の町並みや大浦湾のいかだ。播磨灘の向こうには,家島群島の島影モ見えます。左手には天下台山と御坊尾根なども見えています。この展望のよさと開放感が御津山脈の魅力です。おまけにwithMTBだと,縦走路がテクニカルコースなのでなお楽しい。

  
御津山脈縦走路を走る 大浦湾と室津の街
御津山脈縦走尾根を走る
大浦湾と室津の街

気分よくアップダウンを繰り返し,236を過ぎた鞍部へ。ここには,亀ノ尾川右又沢なるプレートがかかっています。おそらく,この鞍部から左手の谷に下るルートなのでしょうが,こんなルートを誰が行くのでしょう。しかも,ルートの名前が北アルプスのパクリのような…。北アルプスがそんなにエライんかッ!?オイラは行ったことがないぞ!自慢やないけど…,情けないけど…。嗚呼,無情。

危険がいっぱい ダイセル有刺鉄線道

MTBに乗ったり,押したりしながらの縦走は続きます。そして,急な上りになり,MTBを担ぎ上げると,そこは雄鷹台山(B)です。「ダイセル化学工業株式会社播磨工場」の看板が立ち,「御津山脈最高峰雄鷹台山310.6M」のプレートもあります。ちなみに,三角点はダイセルの看板の裏にあります。ここから南東に下ると,御津山脈縦走路で鳩ヶ峰に出ます。我々が目指す野瀬奥山は北に下らなければなりません。

  
御津山脈最高峰雄鷹台山 有刺鉄線沿いに下る
御津山脈最高峰雄鷹台山
有刺鉄線沿いに下る

予想通り,ダイセルの有刺鉄線に沿った道です。はじめはなだらかな道ですが,それまでの縦走路よりもさらに狭い。あいかわらず,切り株は点在しています。しかも,右には有刺鉄線のフェンスが続き,気が抜けません。まるで有刺鉄線バトルです。電流が流れていたないだけマシ?慎重にMTBを操り,下ります。部分的には乗車不能の個所がありますが,思った以上に乗車率が高いので御機嫌です。

そして,鞍部へ。野瀬へ下る道もあります。「野瀬 天下台」のプレートもあり,ダイセルの看板もあります。ここから野瀬奥山までは,ほとんど上りです。しかも,等高線の幅が狭く,かなりの急登が予想されます。しばらくは,なだらかな道ですが,有刺鉄線沿いの道になると,MTBは肩に。振り返ると,S田さんのぼやきが聞こえます。「赤十字山の方がマシや」と言う負け惜しみの声も。でも,それはいつものこと。ぼやくだけの元気あるということで,GO!GO!GO!

  
野瀬への鞍部 野瀬奥山の南山から相生湾を見る
野瀬への鞍部
野瀬奥山の南山から相生湾を見る

迫力の天下台山

野瀬奥山手前のピーク(C)に登ると,左手に展望岩場があるとか。早速,行ってみましょう。なるほど,岩場からは西を中心にした180度の展望が広がっています。展望はいいのですが,風が強くて寒い!そそくさと退散。野瀬奥山に向かいます。

野瀬奥山は登り返したピーク(D)です。三角点はありませんが,ダイセルの看板は立っています。野瀬奥山からの下りは,北斜面になるので寒いものの,天下台山などが見え,なかなかの迫力です。たかだか,標高300mほどの低山とはいえ,侮りがたしです。

有刺鉄線沿いに下ると,巡視路に合流です。なんと!この巡視路には先日の雪が少し残っています。こんなところにまだ雪が残っているなんて。この時期,もうこれ以上北の山には行けんなぁ。

  
なんと!巡視路には雪が!
ナント!巡視路には雪が!

巡視路になると,MTBは乗り乗りです。あっという間に相生線29鉄塔に到着。そして,相生線30鉄塔(E)へ。やっぱり,MTBで走ると早いなぁ。ここでちょうどランチタイムとなったので,お弁当にしましょう。ふもとからは,12時を告げるサイレンも聞こえてきます。風を避け,日当たりのいいところで,ランチです。もちろん,食後はコーヒーもいただきます。これで,元気回復。といっても,それほど体力は使ってませんでしたが。

未知の御坊尾根へGO!GO!GO!

さあ,これからまだ見ぬ御坊尾根に向かってGO!GO!GO!MTBで快調に進み,御坊尾根との分岐点へ。ここには「御坊尾根 野瀬奥山 馬場坂西」のプレートがあります。プレートに従って,尾根へ。ところが,この御坊尾根,これまでよりもさらに狭い山道です。踏み跡を切り開いたような道で,あちこちに切り株が残り,左右からは柴の小枝がビシバシ。幅が狭いだけにMTBを押すのも担ぐのも大変です。こうなれば,MTBに強引に乗るしかありません。片足を着いても,時には両足を着きながらも,サドルの上にまたがり,尾根道を進みます。HPには,「道はよく整備されていて通行に支障はありません」とありましたが,それは歩きに限ってということのようで,MTBにはちょっとツライかも。でも,部分的に乗れるうえに,展望がいいのでOKかな。

尾根道の途中には,分岐点があり,南の亀ノ尾川に下るルートが表示されています。踏み跡程度の道のようですが,エスケープルートとしてなら利用できそうです。尾根道は,あいかわらず,乗ったり,押したり。超テクニカルコースを楽しみます。ただ,困るのが両脇から張り出した柴の小枝です。鞭のごとく,顔面をビシバシと叩きます。そのような趣味のある人には,お薦めです。

細い尾根道ですが,ひたすら尾根を進むだけですから,迷うことはありません。そして,209ピークの一つ手前のピークへ。ここは,道が2つに分かれています。左はピークへ。右は,ピークをまく道のようです。ここで,S田さんは右手のまき道へ。オイラは,そのまま素直にピークへ。ところが,ピークを通る道はまったく乗れません。それ対して,まき道は乗り乗り状態です。嗚呼,残念。

209からは極楽だギャ!

209ピークへ向かって最後の上りです。登りきると,ピークの南に展望岩場(F)があります。相生湾や野瀬の集落が小さく見えます。正面には,朝,MTBで快走した御津山脈も一望できます。この展望のよさが御坊尾根の売りなのでしょうねぇ。尾根道は,209ピークから下り基調となります。しかも,道幅が広くなり,MTBでも快適に乗れます。こりゃあ,極楽だわいさ。でも,油断は禁物。路面には切り株が地雷のごとくMTBを待ち伏せています。その切り株地雷の餌食になったS田さんは,ひざをグキッ!オイラは切り株で,くるぶしをゴリッ!ホント,油断大敵,戸締り用心火の用心,「油断より外に現れる敵もなし」 Security isthe greatest enemy.

  
209ピークの岩場から相生湾を見る
209ピークの岩場から相生湾を見る

と申すうちに,はや,御坊山に着いた。御坊山には山名プレートはなく,三角点もありません。ただ,このあたりは,もみじの植林のために伐採が行われています。なので,展望がいいですねぇ。天神山やそのふもとの相生の街並みが一望。気持ちよくMTBで下れます。が,すぐに急な九十九折の道となり,万事休す。あとは,MTBを押しながら階段を下り,農地へ。降り立ったところに,御坊山登山口を示す小さなプレートがあります。そして,農地を下ると,車道です。車道の降り口(G)にも登山口を示す小さなプレートが控え目に立っています。あとは,遠見山トンネルを抜けて野瀬に帰るだけです。

  
御坊山からの快適な下り 相生の街を眺める
御坊山からの快適な下り
相生の街を眺める

今日のコースは,予想通りの乗車率でした。登りはもちろん押しと担ぎでしたが,下りと平地に関しては乗車率70%といったところでしょうか。ただ,道幅が狭いうえに,切り株が地雷のように待ち構えているので要注意です。しかも,ダイセルの敷地沿いの道は有刺鉄線もあります。それを差し引いても,今回のルートは,コースのおもしろさと展望のよさで星三つ!今年一年を締めくくるに相応しい山行きとなりましたとさ。メデタシ,メデタシ。

 

出発9:05   野瀬登山口9:10   縦走尾根9:45   雄鷹台山10:45   鞍部11:08  雄鷹台山11:49   巡視路11:58   相生線29鉄塔12:02  相生線30鉄塔12:00〜12:40  御坊尾根分岐点12:45   御坊山13:55   下山14:09


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