turned out all right!? 扇ノ山スノーハイキング(2006.4.9)


  
P・@〜A
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残雪の多い今春。3度目の青ヶ丸をねらってGO!同行のS田さんは,残雪期の青ヶ丸は初めてだとか。無雪期とは違って,背丈以上もあるササは雪の下に隠れ,山頂からは大パノラマを楽しむことができます。特に,扇ノ山と鉢伏山・氷ノ山が同じように眺めることができ,なかなかの絶景です。S田さんは,3月末に青ヶ丸を目指したものの,手前の広留野の開拓地までも行けなかったとか。やっぱり,広留野の開拓地は4月にならなければ,除雪はしないようです。今日は,第2日曜日。もう除雪はしているでしょう。

残雪の青ヶ丸に思いをはせながら車を走らせます。R29から離れ,集落を過ぎると雪がちらほら。???こんなところで雪があるなんて…。不吉な予感…。さらに林道を進むと,しだいに雪は多くなり,ついには道の両側に雪の壁ができ始めました。こりゃあ,ヤバイかも。そしてあろうことか,広留野への分岐点も雪でおおわれ,とても行ける状態ではありません。とりあえず,林道を行けるところまで行きましょう。

工事区間の入口で林道の除雪は終わり,そこからは1m以上の雪原が広がっています。何のことはない,S田さんが3月末に来たときと同じ状態だそうです。でも,地図をよく見ると,「ふるさとの森」までは1.5kmほど。歩けば30分ほどです。そこから青ヶ丸に行きましょう。

スノーハイキングの用意をしていると,あとから車が到着。こちらは,山スキーで扇ノ山に行くようです。ここで除雪が終わっているというのも,想定内とか。そうだよなぁ,山スキーなら林道を行くのだって楽チンそうだもんなぁ。それに比べて,我々はどやさ?!スノーシューでとぼとぼです。下りこそ,スノボーでダウンヒル!といけますが,それも斜度のある下りだけ。ほとんど斜度のない下りや水平道は歩くしかありません。

大きなゲタといった感じのスノーシューをはいて出発です。しかも雪は締まっているので,歩きやすい。曇り空を見上げながら林道を歩きます。先日から黄砂が多くて,遠くがかすんで見えるのですが,今は雲が頭上に広がっています。今日の天気は快晴という天気予報だったのになぁ。やがて,風が出始め,ついには空から雪が…。4月だというのに雪?!これにはビックリです。恐るべし,扇ノ山山系!

林道は,雪のために路面がなくなり,単なる雪の斜面になっている個所があります。ここは危険ポイントです。もし,滑落すれば10m下の川に直滑降。あるいは,滝つぼにホールインワン!しかも,履いているのはスノーシュー。アイゼンに変えるのはジャマくさいので,そのまま危険ポイントへ。やはり,スノーシューはこんな使い方をするのではないようで,横方向には滑りやすい。慎重に歩を進め,なんとかクリアー。やれやれです。面倒くさがらずに,アイゼンに替えればまったく問題はないのにねぇ。我ながら呆れます。

  
雪に閉ざされたふるさとの森 危険ポイントでビビリまくり!?
雪に閉ざされたふるさとの森
危険ポイントでビビリまくり!?

昨春に来た時は,もっと雪が少なかったので,山側の斜面のあちこちで雪融け水による滝が出現していましたが,雪の多い今は雪の斜面になっています。これもチョット残念。

大きな切り返しポイントを過ぎると,左手の谷の向こうに林道が見え始めます。東因幡林道です。あの林道に合流すれば,それを東に行くだけ。青ヶ丸のふもとまで行けば,登るは1時間ほどです。そこへ行くまでのアプローチが長いこと,長いこと。今日も先が思いやられます。

ところが,合流地点がわかりません。帰りによく見ると,合流点のS字カーブが雪で埋もれてしまい,雪の斜面になってしまっているのです。ですから,登山口にあるはずのケルンも埋もれて見えず。しかも,東因幡林道も雪おおわれ,斜面と一体化しているので,林道には見えず。そんなこととはつゆ知らず。とりあえず,正面の急斜面を登ることにしましょう。林道はこの上にあるはずなんて,見当違いの予測のもと,さらに斜面を登ります。やがて,見たことのある尾根が右手に現れ,ビックリ!どうやら,扇ノ山登山道の脇にある谷を登ってしまっているようです。青ヶ丸を目指していたはずが,いつの間にやら扇ノ山。雪が積もると,これほどまでに地形が変わるのかと妙に感心。いまさら青ヶ丸に向かうのもイヤだし,林道がどうなっているかもわからないので,今日は扇ノ山へ予定変更。S田さんは残念そうですが,スノボー持参のオイラとしては,ほとんど滑ることができない青ヶ丸よりも扇ノ山の方がよろしい。おまけに天気もよくなってきたので,さらによし!

最後の急斜面を登りきると,青ヶ丸の見える鞍部に到着です。昨春は,この鞍部で登山道が見つからず,ずいぶん時間をロスしたことが思い出されますが,雪の多い今はどこを歩いてもピークに行けます。しかも,下りなら滑れそう。雪が多いと,こんないいこともあるんだなぁ。

  
鞍部にて 氷ノ山を眺める
鞍部にて
氷ノ山を眺める

ピークに登ると,これまた大パノラマです。仏ノ尾,青ヶ丸,鉢伏山に氷ノ山。このピークからは,いったん下るものの,あとは扇ノ山山頂まで上りあるのみ。ただ,展望がいいのでご機嫌です。行く手には扇ノ山。振り返ると,仏ノ尾,青ヶ丸,鉢伏山に氷ノ山。気分爽快,足はヘロヘロ。

ブナの大木の林を抜け,山頂直下の急登へ。この急斜面もブナの大木が点在し,ツリーランに最適です。雪のない時期は,ただのササ原です。もちろん,進入不能。しかも,進入してもな〜んもいいことなし。それが,それが,いったん雪が積もると,こんなにすばらしいゲレンデになるのです。雪というのは,恐ろしくもあり,楽しくもあり。だから,雪遊びはやめられない?!

汗だくになりながら,急登を終え,山頂小屋へ。まわりには,2mほどの雪の層ができています。お昼には少し早いためか,今は誰もいません。そのうちにたくさんのハイカーが上がってくるでしょうから,少し早いですが,ランチタイムといたしましょう。S田さんは,せっかくだから二階に上がろうといいます。靴を脱ぐのがジャマくさいが,展望を楽しみながらランチとしますか。いつものように,温かいラーメンと弁当です。今日は暖かくなるということで,ざるそばも考えたのですが,温かいラーメンで正解。小屋のまわりの積雪といい,山頂はまだ春には少し早いようです。

  
扇ノ山山頂小屋 お約束の北斜面ダウンヒル!
扇ノ山山頂小屋
お約束の北斜面ダウンヒル

ランチタイムを終えるころには,予想通り,たくさんのハイカーや山スキーヤーが上がってきました。駐車ポイントでいっしょになった山スキーヤーたちも到着です。ハイカーの多くは,姫路コースで登ってきたとか。でも,なかには,海上の集落から山スキーで登ってきた人もいます。いったい,何時間かかるのでしょう。それとも,山スキーなら速いのかなぁ。

さて,これからがお楽しみのダウンヒルです。まずは,定番の北斜面。ブナの間を滑り降りるのは快感です。早速,ドロップイン!雪も締まり,いい調子。これだからスノボーはやめられんのよねぇ。ところが…,下るにつれて,雪は重くなってきます。しかも,当たり前のことながら,下った分だけ登り返さなきゃあなりません。とはいうものの,ついつい谷の合流点まで下ってしまい,そのあとはもう大変!急登に足は滑る,シンドイ,汗だく。右手の尾根からは,スノーモービルの爆音が聞こえてきます。リフトがないなら,せめてスノーモービルで乗せてってよぉ〜!

いつものことながら,一度滑り降りると二度と滑り降りようという気はなくなり,下山にかかります。山頂直下は,これまたスノボーのダウンヒルコースです。見ると,S田さんはシートを尻に尻セード?とやらで下っています。なんだか,幼稚園児の雪遊びのようで…。これを中年のおっさんがやっているとなると,なんだかなぁ…。スノボーやスキーをしないのなら,スノーモービルというテもありまっせ。スノーモービルなら上りだって楽チンだし。でも,そうなると車もそれ様のものが欲しいよなぁ。CR-Vじゃあ,入らんもんなぁ。それに置く所もいるしなぁ。今の家じゃあ,置けんもんなぁ。ならば,いっそのこと,車も家も買い換えれば?S田さん!

  
扇ノ山山頂からのダウンヒル ごきげんだぜィ
扇ノ山山頂からのダウンヒル
ごきげんだぜィ

尻セードを見ながら,スノボーで極楽ダウンヒルです。登り返さなくてもいいので,楽チンです。仏ノ尾,青ヶ丸,鉢伏山に氷ノ山を見下ろしながらブナの林を滑り降りるこの快感。たまりしぇ〜ん。が,至福の時間は一瞬に過ぎ去り,あとはチンタラ雪上ハイキングです。と,あとから山スキーヤーたちが颯爽と滑り降りてきて,そのまま追い抜いていってしまいました。多少のアップダウンならスケーティングでクリアーし,どんどん先に進んでいきます。これやね,山スキーの良さは。機動性抜群!うらやましいねぇ。

山スキーヤーを見送り,雪上ハイキングの再開です。アップダウンを繰り返し,最後の下りへ。鞍部までは短いものの滑られるだけマシ?ところが,このあたりまで下ってくると雪はべちょべちょ。曲がらないことったら,ありゃあしない。よたよたと下り鞍部へ。鞍部からは植林の急斜面です。板が通らないほどのすき間をずりずりと滑り降り,植林をきり抜けます。それが終わると,最後のひと滑り。谷の上部の雪原をちょっぴり滑り,スノボーはおしまい。あとは,スノーシューで歩きです。

  
仏ノ尾と青ヶ丸
仏ノ尾と青ヶ丸

谷の上部から谷沿いに下ると,林道の分岐点です。登る時には不明だったまわりの様子がよくわかります。林道脇の作業小屋は,雪に埋もれてしまっています。積雪は2m以上はあるようです。どうりで,ケルンが見当たらないはずだわ。あとは,林道を戻るだけです。とはいっても,あの危険ポイントだけは気が抜けません。川に落っこちないように気をつけて,駐車地点へ。すでに山スキーヤーたちの車は見当たりませんでした。

それにしても,今回は雪の恐ろしさと楽しさを再認識した山行きでした。青ヶ丸に向かっていたつもりが,いつの間にやら扇ノ山。でも,雪の少ない時期は入ることさえできないササ藪や谷だって,滑れちゃうんだもんね。これだからスノーハイキングはやめられまへん。


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