今春最後の残雪ハイキング 扇ノ山(2006.5.22)


  
P・@〜D
P・@〜D

残雪の扇ノ山へ

今春は,例年になく残雪が多い。毎年,残雪ハイキングを楽しむ扇ノ山は,未だに残雪が多いそうです。4月に行ったのは,ふるさとの森からですが,今回は上山高原から行くことにします。聞くところによると,林道海上線は,上山高原までは除雪ができているそうですが,そこから上はまだ除雪ができていないとか。でも,地図を見ると,上山高原から小ズッコ登山口はそれほど距離はありません。上山高原から歩いてもさほど時間はかからないでしょう。それに,上山高原に行く途中の海上地区は,オイラのお気に入りです。この時期は,道の脇に野草が咲きみだれ,田植えを終えた棚田と集落の取り合わせが,日本の山村の原風景のように感じます。

2時間半のドライブを終え,上山高原へ。林道の数箇所に残雪があったものの,道をふさぐほどの残雪があるようには思えませんが,上山高原を過ぎたあたり(西ノ丸)(P)で,マイクロバスが引き返してきています。聞けば,この先で残雪が道をふさいでいるとか。5月も下旬になろうかというこの時期に,まだ雪が残っているなんて,ビックリです。さすがは扇ノ山山系です。

山頂を見ると,谷筋に残雪があります。これなら,雪遊びだってできそうです。リュックに雪板を付け,出発です。しばらくは乾いたアスファルト道を歩きますが,やがて,残雪が道をおおうようになってきます。除雪は6月までかかるということでしたが,今すぐにでも除雪機で除雪すれば林道は全線開通するでしょう。4月末に上山高原まで除雪したということですが,あとは自然に雪が融けるのを待っている感じです。これでは,いつになったら林道が全通することやら。

道の脇を見ると,スミレやフキノトウが目に付きます。空を見ると,青い雲に白い飛行機雲,やわらかな新緑がまぶしいほどです。春を身体いっぱいに感じながら,林道を進みます。やがて,谷が大きく切れ込むと小ズッコ登山口です。ここにも新しい案内板が設置されています。平日にもかかわらず,2組のハイカーに出会い,ちょっとビックリ。あの人たちって,みんな,散髪屋さんかなぁ。

  
青い空に白い飛行機雲 新緑の小ズッコ登山口
青い空に白い飛行機雲
新緑の小ズッコ登山口

新緑のブナ林

小ズッコ登山口(@)から小ズッコ小屋へ。ここにも雪はありません。本当に,残雪ってあるのかなぁとちょっと疑問に思い始めます。小ズッコ小屋を過ぎると,山道になります。倒木が目立ちます。冬の大雪の影響なのでしょう。黒い火山灰の滑りやすい道を進んでいると,突如,目の前に白いものが。残雪です。なぜかそのあたりだけ雪が残っているのです。残雪を過ぎると,また,平凡な山道に変わります。行く手からは,大勢の人の声が聞こえてきます。おそらく,駐車ポイントにあったマイクロバスの団体でしょう。

河合谷コースとの合流点にやってくると,先ほどから聞こえていた団体さんが思い思いに休憩をとっているところです。みなさんのお年は熟年?平日だからこそ,やって来たのかもしれません。さっさと通り過ぎようとすると,「扇ノ山って,まだ雪があるん?」だって。ちょっとは下調べをしてくれば?と思いましたが,団体ハイキングなのでその必要もないかもね。

ちょっぴり雪遊び

分岐点を過ぎると,広い尾根になり,あたりは新緑のブナ林です。日の光を通してくる葉の緑が実に鮮やかです。まさに新緑の海です。時折,聞こえてくる小鳥の鳴き声がなんとものどかです。やがて,行く手に残雪が広がってきます。帰りにはここを滑ることができそうだななどと目算を立てながら進みます。ただ,この時期の残雪は,表面に落ち葉や枯葉,枯れ枝が落ち,あまりきれいではありません。しかも,それらがあるということは,板が滑りにくいということ。この時期の雪遊びは,無理があるかもね。

          
絡みブナと根性ブナその1 根性ブナその2根性ブナその3
絡みブナと根性ブナその1
根性ブナその2
根性ブナその3

小ズッコを過ぎ,大ズッコとの鞍部にさしかかると左手の谷(A)に大きな雪原ができています。ここは,これまでにも何度も滑ったことのある斜面です。距離は短いものの,適度な傾斜があり,雪質も悪くなりにくいので,雪遊びにピッタリです。ではここで,ひと滑り。ところが,やはり,この時期の雪では板が滑りにくい。ターンをするにも一苦労。それでも4回ほど滑り,まずは満足です。

  
ちょこっと雪遊び 扇ノ山山頂避難小屋
ちょこっと雪遊び
扇ノ山山頂避難小屋

再び,山道に戻り,扇ノ山山頂を目指します。大ズッコを過ぎると,残雪が増え,山頂との鞍部(B)にも残雪がたくさん残っています。これで5月下旬か?と思ってしまいます。雪原を登り,展望台に向かいます。展望台からは鳥取の街や日本海が見えるハズですが,今日はモヤのために鳥取市内だって白くかすんでしまっています。残念。

展望台からは山頂(C)はすぐです。山頂避難小屋の裏からブナ林へ滑り込めるかどうかを調べるものの,背丈以上のササが密生しているので,その向こうに行けそうにありません。しかも,ブナ林の残雪は,ところどころ途切れ,とてもじゃないけど快適に滑降というわけにはいきそうにありません。ということは,帰りに大ズッコの鞍部と小ズッコから下りを滑るだけになるかも。山頂のブナ林での滑降が最大の楽しみだっただけに,かなり残念です。

最後の最後まで雪遊び

ちょうどランチタイムとなったので,ランチにすることに。そして,ランチを終え,食後のコーヒーを飲んでいるところに先ほどの団体ハイカーがやってきました。聞けば,福知山からだとか。京都からはるばるなんて話していると,1時間半ほどでこれたとか。それじゃあ,2時間半もかかる加古川の方がはるかいに遠いガヤ。ホント,兵庫県って,広いですねェ。

コーヒーを終え,山頂をあとにします。すっかり起き上がったササを見ながらの無念の下山です。大ズッコへの鞍部までの下り(B)は,雪板で滑ることができます。といっても,ゆるゆるの傾斜なのであまり板が滑りません。鞍部からは,板を背負ってとことこ。でも,頭上に広がる新緑の空に気持ちも軽やかです。大ズッコを越えると,最後の雪原です。今春最後の雪遊びです。ここもゆるゆるの傾斜のうえに,雪の上にいろいろなものが落ちているので板が滑りにくい。無理をせず,ほどほどに滑って,The End。板を背負って歩きます。

  
最後の雪遊び 新緑のブナの木
最後の雪遊び
新緑のブナの木

小ズッコ小屋への分岐点を過ぎ,今度は河合谷登山口へ下ることにします。山道の脇には紫や白の花が咲き,コブシの花も見えます。写真を撮りながら,のんびりと下山です。そして,登山口(D)へ。林道では車が走り,親水公園にも何台かの車がとまっています。どうやら,河合谷林道は全通しているようです。ということは,除雪ができていないのは,林道海上線だけ?こんなことってあり?

  
兵庫県と鳥取県の県境
兵庫県と鳥取県の県境

今回は雪遊びを期待しての扇ノ山でしたが,あまり滑る所がなく,残念。これなら,MTBで登った方がおもしろかったかも。雪の上をMTBで快走なんて,楽しそう。

  
林道海上線の柱状節理 田植えを終えた海上の田んぼ
林道海上線の柱状節理
田植えを終えた海上の田んぼ

 

出発10:00  小ズッコ登山口10:20  ひと滑り11:00〜11:20  扇ノ山山頂11:50〜12:20  河合谷登山口13:50  


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