新緑の海をスーパーダウンヒル! 扇ノ山 (2007.5.21)


  
P・@〜G
P・@〜G

平日の扇ノ山

今日は,珍しく平日OFF。新緑が鮮やかなこの時期,ターゲットは扇ノ山です。週末ならハイカーでにぎわうでしょうが,今日は平日なのでハイカーは少ないでしょう。でも,親水公園からだとあまりにも短すぎ。ならばということで考えたのは,海上の集落からヒルクライムし,下りは,上山高原から牛道を下って海上へ。これなら,途中で少し車道を走りますが,ほとんどが山道です。しかも,春の海上は,野草が多いはず。

まずは,海上の集落へ。ふるさと体験ハウス(P)に車をとめ,出発。写真を撮りながらのヒルクライムです。この近辺は,野草の多いところですが,残念ながら,時期が遅いためか,あまり花の種類がありません。少し上ると,海上の集落が一望できるポイントへ出ます。見下ろすと,小さな田んぼは田植えが終わり,まわりの山々では新緑が鮮やかです。今日は,静かな山行きが楽しめそうです。

  
田植えを終えた海上の集落
田植えを終えた海上の集落

再び,車道をひたすら上ります。昨日の平石山とは違って,今日は天気がよく,気温が高い!おまけに初夏の太陽が照りつけるので,スローペースなれども身体はヒートアップ。汗がふき出します。例年,春の大型連休時期なら,谷筋に雪が残っているのですが,今日は全くなし。超暖冬だったので,雪があるハズはないのですが,それでもちょっと残念。

青空と新緑の上山高原

やがて,目の前に草地が広がってくると,そこは上山高原(D)です。点在するブナの新緑が鮮やかです。振り返ると日本海が見え,展望もすばらしい!頭上は真っ青な空。その空に一筋の白い線。この時間帯に飛ぶ飛行機が作り出す飛行機雲です。花の種類が少ないのは残念ですが,新緑と青空だけでも満足,満足。

  
上山高原と日本海 新緑と青い空に飛行機雲
上山高原と日本海
新緑と青い空に飛行機雲

扇ノ山登山口は,上山高原からひとがんばりです。MTBでのんびりと上ります。残念ながら,この上山高原でも花は少ない。やっぱり,春の大型連休時期がいいのかも。右手の谷にショウブ池が見えると,正面に扇ノ山山頂がかすか見えます。ショウブ池を過ぎると,小ズッコ登山口が見えます。もちろん,ここからも扇ノ山は登れますが,このコースを下りに使うと乗車率が高くなります。ですから,今日はこの先の親水公園から登ります。しかも,親水公園では天然水の補給もできます。

  
緑に囲まれたショウブ池
緑に囲まれたショウブ池

尾根を越え,県境を越えると親水公園です。平日というのに,車が次々に上がってきます。ハイキングではなさそうですが。そういえば,ここに来るまでにも何台かの車が追い越していきました。扇ノ山は平日でも,ハイカーが多いのかなぁ。とすれば,MTB天国とはいかないかもなぁ。

新緑の海

MTBを肩に登山道(@)を登ります。丸太階段を過ぎると,すぐになだらかな山道になりますが,にゅるにゅるの黒土の道は,滑りやすい。乗れるところは,強引に乗るものの,やがてMTBは押しに。足元を見ると,白いチゴユリの花が咲いています。やがて,小ズッココースからの合流点(A)へ。ここからはブナの林の中を進みます。見上げると,日の光を通した鮮やかな新緑がおおっています。これから山頂手前まで,この新緑の海を行くことになります。やっぱり,扇ノ山はこのブナ林がいいよねぇ。登りでもMTBに乗れたりするしネ。

  
根性ブナ その1 根性ブナ その2 大石コース分岐点にある大スギ
根性ブナ その1
根性ブナ その2
大石コース分岐点にある大スギ

押したり,担いだり,時々乗れたりと,MTBならではのお楽しみ?を堪能しながら山頂に向かいます。雪の時期なら左手に快適な斜面になるであろうポイントは,今は背丈以上のササでおおわれています。季節によって山の表情は大きく違うことを実感。でも,だからこそ,季節によっていろいろな楽しみ方ができるというわけです。だからこそ,山って楽しいんだよなぁ。

  
根性ブナ その3 扇ノ山山頂
根性ブナ その3
扇ノ山山頂

ところが…!

やがて,ブナの林を抜け,山頂手前の展望台へ。展望台からは,鳥取の町と日本海が見えます。これだけハッキリと見えるのは,珍しいことです。気持ちのいい風も吹き抜け,気分は最高。ところが…。

展望台をあとに,山頂を目指します。山頂手前でMTBに乗り,いつものように木のゲートをくぐって山頂へ…と思いきや,姿勢を低くした瞬間,ハンドルが跳び上がってきて見事に前歯を直撃!左手の手袋の上に前歯の破片がポロリ。舌で探って見ると,前歯が半分欠けています。幸い,神経までは達していないようで,痛みはありません。やれやれ。

山頂(B)には,2組の熟年カップルがランチタイム中です。独り身のオイラも,ベンチに座り,ランチとしましょう。それにしても,この2組の熟年カップル,今日がOFFということは散髪屋さん?それとも,オイラのような代休?はたまた夜勤明け?いずれにしても,こんな静かな山行きが楽しめるなんてうらやましい。

第1レグのダウンヒル

食後のコーヒーを終え,MTBでダウンヒルです。まずは,先ほどの鬼門?を慎重にくぐります。先発の熟年カップルを追い越し,ダウンヒルを楽しみます。何ヶ所かは乗れませんが,ほとんどは乗車可。ガレ場も強引に乗れば,ヤバおもしろ。大ズッコへ登れば,あとはなだらかな下り道。ハイカーに気をつけながら下りましょう。ガレ場,木の根,泥場,落ち葉と路面は刻々と変化します。判断を間違えば,即転倒の危険性がありますが,それがまた,おもしろい!

  
根性ブナ その3 扇ノ山山頂
根性ブナ その3
扇ノ山山頂

ブナ林を抜けると,小ズッコへの分岐点(A)です。さらに乗車率を上げるために小ズッココースへ。分岐点からは,スギの木が目立つ森になりますが,それでも快適ダウンヒルが続きます。まもなく,小ズッコ小屋が見えてきます。小屋の前の草地を過ぎ,石だらけの道を下ると,小ズッコ登山口(C)です。第一レグの終了です。

登山口を出ると,上山高原までは車道の下りです。はるか遠くに日本海を見ながら,上山高原(D)へ。車道の第2レグが終了。標識に従って,牛道へと進みます。

第3レグもダウンヒル

第3レグのスタートです。ここからは,昨秋通った道です。その時は紅葉の道でしたが,今は新緑の道です。この牛道は,途中で小さな上りがあるだけで,あとは極楽ダウンヒルコースです。まるでMTBのためにあるようなコースです。一気に新緑のトンネルに突入。まばゆいばかりの緑があたりを染めています。道は昨秋同様,倒木やシバの張り出しもなく,快適そのものです。あっという間に木の橋を渡り,青下との分岐点(E)へ。ここは,左の尾根道を選択。極楽ダウンヒルはさらに続きます。

  
牛道 青下への分岐点
牛道
青下への分岐点

やがて,2つ目の分岐点へ。ここも直進です。この間,すべて乗り乗り。とはいっても,ガレ場があったりするので,それなりに変化があっておもしろい。MTBの醍醐味を満喫できます。ほどなく,水路の管理道との分岐点へ。ここからは,しばらくの間,上りになります。沢を渡り,石畳の残る山道(F)を上ります。途中で,白い植物を発見。近寄ってみると,ギンリョウソウです。といっても,この薄暗い林の中の道に咲いているのを見ると,ユウレイタケと呼ぶ方が似合っています。

小さな上り返しのあとは,水路に沿ってダウンヒルです。水路とつかず離れず下っていきます。やがて,尾根が狭くなり,右手に道が下るのが見えると,海上との分岐点です。海上へは,そのまま細い尾根を直進です。その極細尾根を進むとすぐに左手に丸太階段が見えます。尾根を直進しても,すぐに道は消え,踏み跡になっており,尾根を直進してもMTBでは下れそうにありません。引き返して,丸太階段(G)を下ることにします。

やっぱり,MTBは楽しいねぇ!

九十九折りの急な下りでは,MTBを押すのも大変です。下りだというのに,MTBを肩に下らなきゃあいけません。植林を抜け,耕作地が見えると,登山道は谷に向かいます。昨秋は,この耕作地を抜けて下ったのですが,今は登山道の草が刈り込まれているので,道がわかりやすくなっています。道なりに谷に向かうと,道の両側にブラシのような花が咲いています。シライトソウのようです。こんな暗い谷にも昨花があるんですねぇ。ミョウに感心。そしてとうとう車道へ。長かった牛道ダウンヒルコースはこれにて終了。ほとんど止まることなく下ったので,気分は最高!やっぱりMTBは楽しいねぇ。

  
急な丸太階段
急な丸太階段

今日は,2時間半をかけて扇ノ山山頂まで行き,1時間半のダウンヒルを楽しんだことになります。これだけのダウンヒルを楽しめるなんて,氷ノ山以外ではここだけかもしれません。3時間ものドライブを強いられますが,それ以上の楽しみがあります。扇ノ山はいいねぇ。

 

出発9:30   上山高原10:20   親水公園11:00   扇ノ山山頂12:10〜12:45  小ズッゴ登山口13:25   上山高原13:30   下山14:05


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