奇岩巨岩岩石帯あり!大展望あり! 御在所岳 (2007.8.26)


  
P・@〜F
P・@〜F

御在所岳へ

早朝のレースを終え,予定通り,御在所岳へ。御在所岳は有名な山で,山上にはスキー場や公園があり,オイラにとっては「プチ六甲山」といったイメージです。とはいえ,標高なら御在所岳の方が高いのですが。

南北およそ60kmにおよぶ鈴鹿山脈のほぼ中央に位置する御在所岳は,名実ともに鈴鹿の顔であり,鈴鹿を代表する秀峰である。登山コースも変化に富み,初心者から上級者まで,体力や技術に応じて存分に楽しめるのもこの山のよさである。
御在所岳はまた観光の山でもある。年間200万人近い観光客が訪ねる山麓湯ノ山温泉との関連があることはいうまでもないが,昭和39年のロープウェイ開通以来,山上一帯が公園化されたことや,春の草花,秋の紅葉,冬の樹氷など,この山の四季を彩る自然の美しさが,多くの人々を魅了するからである。  
  (『三重県の山』より)

昨日ゲットした情報通り,山の家付近(P)に車をとめ,中道登山口に向かいます。この付近には,たくさんの車がとまっており,ほとんどがハイカーのものなのでしょう。やっぱり,中道コースは人気があるんだ。標識に従って登山道(@)へ。初めは木立に囲まれた薄暗い山道ですが,徐々に明るくなってきます。路面に目をやると,ここも風化の進んだ花崗岩帯です。そのため,大粒の砂で足が滑りやすくなっています。

樹林帯を抜け,明るい尾根道に出ると,御在所岳ロープウェイが見えてきます。その向こうには,岩壁に囲まれた御在所岳も見えています。この中道コースがどんなルートなのかわかりませんが,あの岩壁帯を間近で見ると迫力あるでしょうねぇ。それにしても,直射日光が熱いガヤ!

  
中道登山口 おばれ岩
中道登山口
おばれ岩

巨岩奇岩の中道ルート

再び,樹林帯のなかを登りますが,ロープウェイを過ぎると,主尾根に出ます。早速,奇岩の登場です。2枚の大きな岩がもたれあって立っています。これが「おばれ岩」(A)なのでしょう。写真では見たことがあるものの,実物となるとあまりの大きさに全体像が把握できません。少し登ったところで写真におさめますが,今度は岩の大きさが実感できません。写真にとるのはなかなか難しいものです。

おばれ岩を過ぎると,岩尾根に出ます。ここで先客のハイカーと少しおしゃべり。話によると,この御在所岳からは,白山はもちろん,名古屋のツインタワーや富士山だって見えることがあるのだそうです。ただ,今日のようにモヤがあると,中部国際空港ですら見ることができませんが。この中道コースは,展望のよさと見所の多さでは,御在所岳に数あるルートの中でも一番だとか。なるほど!納得!

  
鋭鋒の鎌ヶ岳 御在所岳
鋭鋒の鎌ヶ岳
御在所岳

次の見所は,地蔵岩です。しばらく歩いていると,右手に巨岩(B)が見えます。その下にも巨岩帯が。実は,この巨岩が地蔵岩なんだそうですが,近くで見ても地蔵には見えないとか。おばれ岩同様,少し離れたところから全体を見ると,その威容が見てとれるとか。地蔵岩の姿を気にしながら登っていると,ビックリポイントに出ます。先ほどの地蔵岩の全体像が見えるのですが,地蔵には見えません。そのかわり,2本の岩の上にちょこんと乗っかっているサイコロ状の巨岩。クレーンを使っても,あんなにうまく乗せられるものかねぇとビックリ。先ほどのおばれ岩といい,この地蔵岩といい,自然の絶妙なバランス感覚に感心してしまいます。

  
絶妙のバランスの地蔵岩 キレット
絶妙のバランスの地蔵岩
キレット

お次は,キレットです。とはいえ,この一般的な登山ルートですので,キレット(C)といっても,さほど危険ではありません。しかも,ロープやくさりもあるので,楽チンです。でも,アルペン的な雰囲気を演出するにはなくてはならないポイントでしょう。

キレットを過ぎると,今度は岩壁帯の裏側に回りこみ,岩帯をトラバースします。欲をいえば,あの岩壁帯の上に立ってみたい気がしますが,オイラのような素人がとても登れるものではありません。ちょっと未練が残りますが,正規ルートで進みます。やがて,ルートは樹林帯のなかへ。急登ですが,これを過ぎると,いきなり別世界(D)に飛び出します。

  
大黒岩遠望 観光客でにぎわう山上公園
大黒岩遠望
観光客でにぎわう山上公園

サンダルや革靴を履いた観光客がたくさん!汗だくのオイラは,場違いな感じすらしてしまいます。どうやら,山上公園に着いたようです。観光客に混じり,公園内をうろうろ。御在所岳山頂は,リフトの先にあるので,とにかくそちらに向かいます。リフトの下をくぐると,スキー場に出ます。とはいえ,リフト1本分しかないコースなので,スキー場というよりは雪遊び場という感じです。そのスキー場の終点から少し登ったところに,御在所岳の三角点(E)があります。立派な柵のなかに石碑といっしょに祭られて?います。ここにも観光客がいっぱい。ロープウェイとリフトを利用すると,ほとんど歩くことなく標高1212mの爽やかな別世界に来ることができるのですから,それはそれでいいのかもね。

  
山上のスキー場 御在所岳の三角点
山上のスキー場
御在所岳の三角点

一の谷新道にも巨岩あり

ランチを終え,一の谷新道の入口に戻ります。案内板を見ると,この一の谷新道にも大黒岩や鷲見岩などの奇岩があるとか。中道コースを下りにも使うつもりでしたが,それならピストンになるだけだし,一の谷新道にも見所があるようなので,一の谷新道で下ることに決定!ただ,「一の谷」という名から,谷道を想像してしまうのでちょっと残念。ところが,実際には谷道ではなく,狭い尾根道でした。しかも,急降下の連続!このコースを逆に使って登るとなると,絶対にイヤ!!!

  
大黒岩 岩壁をバックにゴンドラは進む
大黒岩
岩壁をバックにゴンドラは進む

一の谷新道に入り,しばらく進むと「大黒岩」の標示あります。ルートからは少し外れるようですが,行かないテはありません。斜面をトラバース気味進み,小さな尾根の先端に向かうといきなり正面に大岩(F)が出現。岩の下では,3人のハイカーが談笑中。さらに進むと,岩の反対側では,お昼寝中のハイカー1名。あんなところで寝てたら,寝相が悪い人だと転落しちゃいまっせ。ロープウェイの方を見ると,岩壁をバックに進むゴンドラがスリル満点です。ゴンドラの中からは,「ヤッホ−!」という声が聞こえてきます。山の上からは聞いたことがありますが,ゴンドラの中から「ヤッホ−!」ってか?それにしても,この「ヤッホー!」って,どういう意味なのでしょう。日本の人に「山の上から叫んでください」という質問をすれば,ほとんどの人が「ヤッホー!」っていうでしょう。「宇宙人のマネをして下さい」と言われたら,ほとんどの人がのどを軽くたたきながら「ワレワレハウチュウジンダ」とやるのと同じように。あるいは,初日の出を見たほとんど人が「バンザイ!」を叫ぶのと同じように。

実はドイツ語の「ヨッホー」が日本に輸入されて「ヤッホー」に変化した。「ヨッホー」は登山先進国ドイツで、登山者がお互いの位置確認のために使っていた言葉。番組では厳しい試験を通過して資格を得た「山びこ認定士」の皆さんに、「正しいヤッホーの叫び方」を指導していただいた!  (HP「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ」より)

山に登ったら遠くに向かって「ヤッホー」と叫ぶ方も多いはず。そうすると、山びこで声が返ってきますね。「ヤッホー」というのはヨーデルで人に呼びかける時の音の表現法に由来すると言われていますが、山の上でのヤッホー(yo-ho)にはこんな話があります。
昔、あるドイツのキリスト教宣教師が、辛い思いをして高い山に登りました。ようやく着いた頂上で、ふと周りを見ると素晴らしい景色に感動して思わず神様の名前「ヤハウェ!」と叫んだそうです。(ヤハウェは、ヘブライ語の旧約聖書に出てくる神の名の読み方のひとつ)するとこれを真似る人達によって「ヤハウェ」が「ヤッホー」になったとか・・・。 
ちなみにヤッホーと誤読される検索ポータルサイトの「Yahoo!」(ヤフー)は、Yet Another Hierarchical Officious Oracleの略という説もありますが、開発者のデビッド・ファイロとジェリー・ヤンによると、これはガリバー冒険記に出てくる登場人物の名前で、自分達を同じような「ならず者」だと思っていたからだと言われています。  
 (HP「身近な,なぜ?なぜ?おもしろ雑学」より)

大黒岩をあとに,一の谷新道に復帰。次なる見所は,尾根の先端にある巨岩です。あれが鷹見岩?恵比寿岩?とにかく,行きましょう。それにしても,急な下りです。樹林帯の中をひたすら下っています。これじゃあ,谷道だって尾根道だって変わりないジャン。巨岩に到着。まずは登ってみましょう。都合のいいことにロープとくさりもあるので,難なく上へ。ただし,そこからテッペンへは,岩がもろいうえにリュックがジャマなので自重。山頂方向を見ると,先ほどいた大黒岩の全貌が見え,人の姿も確認できます。その向こうにはゴンドラが,そのまた向こうには岩壁が見え,スリリングな光景です。公園状態の山頂からは,想像ができません。

  
大黒岩を見る 鷹見岩?
大黒岩を見る
鷹見岩?

再び,一の谷新道に戻り,それからは急降下,急降下の連続です。木の根,岩場,ガレ場,砂地など,変化に富んでいるので足元に要注意。ルートは明確なので迷うことはありませんが,展望がないのがツライ。ひたすら下り,やがてフィニッシュ近くになると,妙な岩を発見。あとで調べると,「きのこ岩」とか「まつたけ岩」と呼ばれている岩ですが,北神戸なら「坊主岩」といわれるでしょう。御在所岳って,ホント,奇岩の多いところですねぇ。

少し下ると,山の家の脇に出て,見事なまでの周回ルートの完成です。公園化された山頂はともかく,そこまでの中道コースや一の谷新道は,見所が多く,変化に富んだコースなので★三ッつ!今日もまた,楽しい山歩きをすることができ,メデタシ,メデタシ。

 

中道登山口10:15  おばれ岩10:30  地蔵岩10:50  キレット11:00  富士見台11:30  山上公園11:35〜12:15  大黒岩12:35  鷲見岩13:00  下山(山の家)13:40


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