海の見えるシングルトラックU赤穂・宝珠山(2000.3.5)


先週の海の見えるシングルトラック相生・天下台山に引き続いて,今週も海の見えるシングルトラックに行って来ました。山域は赤穂市坂越の北に続く宝珠山とそのピーク群です。ここは,先週の天下台山の帰りに雨で退散したところです。つまり,リベンジというわけです。

  
P・A〜H
P・A〜H

リベンジといいながらも,今日は朝からいい天気です。春霞で遠くは白くかすんでいますが,暖かい春の日がふりそそぎ,先週の氷雨と大違いです。瀬戸内海もすっかり春という感じです。今日は篠山マラソンとびわこ毎日マラソンがあります。この天候だと,篠山マラソンはきっと快適に走れることでしょう。びわこ毎日マラソンを走るランナーたちには暑すぎるかもしれません。

茶臼山・宝珠山へ

車をとめ(P)これから登る茶臼山を見ながらMTBの準備をします。坂越の信号を過ぎると,大避神社です。ここが茶臼山への登り口です。石畳を通り,急坂を登ると,展望台があります。ここからは生島や坂越の海が見え,素晴らしい景観です。道の横には,銅像が建っています。さらに道を進むと,児島高徳の墓もあります。道はアスファルトで,それほど急でもないので,MTBでも乗車できます。道の脇には,石像が点々とあります。四国88ヶ所の石像なのかな?

  
大避神社 坂越の海をバックに
大避神社
坂越の海をバックに

S田さんとおしゃべりをしながら登っていくと,宝珠山妙見寺観音堂に到着。紅梅が美しい。ここまで登っただけで暑い!半そででもいいぐらいです。再び茶臼山山頂を目指して,スタートです。あいかわらず,道の脇には石像があります。木々の間からは,坂越の海が見えます。これで,家島諸島まで見えれば言うことなしなんですがね。

ようやく,茶臼山山頂(A)へ。城跡らしい広場には,ベンチがあります。東の宝珠山へは,山頂から少し下った案内板のあるところからシングルトラック(ST)を下ります。昨夜までの雨にもかかわらず,道はぬかるんではいません。しかも,道幅は広めで,南側の木々はきれいに切り払われています。まるで,坂越の海を見るための道のようです。宝珠山へは,直に登る尾根道と巻き道があります。巻き道の方が乗車可のようです。海を見ながら,快適な水平道が続きます。このあたりにも石像があります。

春の海,…

巻き道は,宝珠山の東側の道に合流しています。尾根道を登り返して山頂です。それほど展望は変わりませんが,先ほどまでいた茶臼山が見え,走ってきた尾根道も見えています。ここからは,終点の金毘羅さんまでは尾根道を進むだけです。もちろん,右手にはいつも坂越の海が見えています。 「春の海,終日のたりのたりかな」

151を過ぎても,道は草地で快適です。少し下ったあとは,登りです。でも,いつものように担ぎの必要はありません。少しの間押すともうピークです。これはイイ。途中に丸太の階段もありますが,MTBを乗るのにジャマというほどではありません。それよりも,こんな快適な道を,MTBはもちろん,誰も歩いていないというのが不思議です。何のために整備しているのかなぁとも思ってしまいました。

快適尾根道にヤッホー!が,…!

目の前のピーク(B)を登ると分岐です。関電の「火の用心」があります。色は変色して,黄色になっていますが,番号は確認できます。このピークは今回の最高地点(245m)です。ということは,これからは下り基調です。ヤッホ〜!ところが,あとでこれが裏目に。

分岐を過ぎると,尾根道は下りに入ります。ところが,下るにつれて,斜度が増しています。道の真ん中には丸太の階段まであります。こりゃ〜ヤバイ!208を目の前に急坂を下ります。せっかくなので写真撮影です。ところが,その直後,悲惨なことが…。

  
このあと…! 坂越の海と鍋島
このあと…!
坂越の海と鍋島

階段を避けて道の左端(C)を下りていると,急に大前転。近くにあった岩で左足のむこうずねを思いっきり打ってしまいました。しばらく,立ち上がれず。ジャージの上に血が見る見るにじんできました。でも,薬は持っていません。脚の痛みをこらえ,しばらくするとなんとか立ち上がれました。でも,むこうずねはヒリヒリ。痛〜い!上からは,写真撮影を終えたS田さんがダッチロールで降りてきました。さすがテクニシャンです。

な〜んのコッチャ!

急坂での大転倒を終え,208を目指します。ところが,208の北側斜面に道路があります。このまま素直に尾根道を登ってもいいですが,素直でない我々は,北斜面の道路(D)に進みます。が,この選択が間違いであったことはすぐに判明。道がドロドロで,MTBにも泥が詰まりまくり。ブレーキアーチが泥落としを兼ねています。おかげで,タイヤは2倍の幅になったままです。足を着くと,靴の裏に泥がくっつきます。斜面を見ると,山火事の後のようで,木々が黒く焦げています。どうやらこの道は,山火事後の植樹のための作業道のようです。

結局,208のピークを巻いて登ったことになりました。つまり,わざわざMTBと靴に泥を着け,わざわざ遠回りをしたというわけです。な〜んのコッチャ!尾根道を素直に行っとけばよかったやんか〜!まぁ,これも試練というものなのでしょうか。

力(ちから)シリーズ第3弾

試練を受けたあとは,お楽しみの昼食です。坂越の海を見ながら,暖かい南斜面(E)でいつもの弁当&こうどんです。雪中ツーリング以来お餅がお気に入りのS田さんは,今回は焼きそばです。力シリーズでいえば,「力(ちから)焼きそば」です。お餅を焼いて,焼きそばに入れています。焼きそばのソースが絡まって,お餅が絶妙なお味になっているそうです。いつまで続くのでしょうか,この力(ちから)シリーズは。うどん,ラーメン,焼きそばとくると,次はカレーでしょうか。力(ちから)カレーなんてね。

開放感,爽快感,そして…

食後のコーヒーをいただいたあとは,これまた極楽の下りです。先ほどから左手に金網のフェンスが続いています。下りきると,このフェンスの扉を開け,進みます。次の小さなピークに登ると,左手には相生湾,右手には坂越湾と,2つの海を眺めることができます。開放感と爽快感を満喫できます。下りは痛快です。でも,足は激痛です。

最後のピーク,三角点のある148.4は,木立の中です。三角点は角が欠け,哀れな状態です。このピークは,登りも下りも丸太の階段です。丸太の階段は,走りにくい!階段脇を強引に突破するしかありません。でも,こちらも走りやすいというほどではありません。丸太の遊歩道を進むと,前方に白いガードレール(F)が。これはいけません。終点は金毘羅さんです。しかたがないので,本日初めてのヤブ漕ぎです。ヤブの尾根を突き進むと,突然道に出ました。その向こうには金毘羅さん(G)が。ついにゴールです。

本日のルート。最後は,ちょっとヤブったけれど,珍しく担ぎもなく,楽チンのルートでした。大転倒しなければ。しかも,展望が抜群。だって,海を見ながら走れるんだもんね。なかなかないよね,こんなパノラマは。

歴史の町,坂越

このあとは,坂越の町(H)を探検です。まずは,「旧坂越浦会所」にオジャマすることに。ここは,行政や商業の事務をとるための村会所として1831〜1832年に建築され,赤穂藩の茶屋としての役割もあり,2階には藩主専用の部屋(観海楼)も設けられています。今は,防潮提と海岸の工事のために,それほど景色はよくありませんが,当時はきっときれいな海が広がっていたのでしょう。この会所は,坪庭もあります。S田さんはずいぶん気に入ったようで,こんな家やったらなぁとしきりに感心しています。ボクは?です。

  
旧坂越浦会所 奥藤酒造の白壁
旧坂越浦会所
奥藤酒造の白壁

次に,奥藤酒造です。道に面している白壁は,歴史を感じさせます。門から中を見ると,ミニ廻船を展示しています。酒を飲まない我々には,酒造といっても関心はありませんが,飲む人にとっては,記念の一品になることでしょう。

坂越のまちなみを通る石畳をさらに行くと,木戸門跡で石畳は終わりです。ところが,山の方を見ていたS田さんは,急に山道を行こうと言い出しました。STにとりつかれたかのように,STを探し,STを行くS田さんはかなりとれとれに侵されているようです。もう手遅れかもしれません。だって,今度はこのルートの西側の遊歩道を行こうなんていうんだもんね。でも,日にちがありません。来週はカヤマチ山だし,その次は氷ノ山,その次も氷ノ山,そしてその次も氷ノ山。氷ノ山は,雪がある間は行きたいものね。それは,来年の冬の話かな。


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