全国アウトドアスポーツフェアin神鍋(1999.7.24〜25)


7月24日(土)

眠い目をこすりなが,但馬に向けて出発。ODフェアは昼からなので,急ぐことはありません。車中では,早朝にもかかわらず,口だけは絶好調です。時間があるので,チョット寄り道。妙見山です。

妙見山

P〜大ナル〜見晴台〜妙見山

八鹿から案内板を目印に進みます。途中で道路工事があり,しばらく待機。ようやく妙見蘇武林道の分岐に到着。車を置き,これからは自転車の出番です。キャンプ場を過ぎ,大ナルに到着。ここからは99%「押しと担ぎ」の楽園です。おまけに木の階段まで整備しています。登山者にとってはこんな階段のほうがいいのかなぁと思っていると,そうでもないようです。階段の脇にはたくさんの人が通ったあとがあります。ということは,この階段は誰のためにあるのでしょう。「山道の整備=階段」というお役所仕事のなせる業なのでしょうか。なんとも困ったものです。

九十九折りを過ぎ,少しばかり乗ったところで,最後の尾根に到着。「ブータンが…」という碑あり。なんでブータンが出てくるねん?疑問は深まるばかりです。深まりゆく疑問をアッサリ捨て,あまり展望のない尾根道を1時間あまり。ようやく妙見山山頂です。

北と東には展望は開けていますが,肝心の氷ノ山が木に隠れて見えません。残念です。やっぱり山頂というのは,四方に展望が開けてなきゃあね。でも北に見える神鍋高原,そのさらに北に見える日本海,少し東よりには但東の山々が見え,方位限定版ながらなかなか素晴らしい展望です。

休憩のあとは,待望の下りです。妙見峠まで,尾根道です。ということは,ほとんど下りです。ヤッホー!今までの疲れが吹っ飛びます。木立の間から氷ノ山も見えます。鉢伏山も見えます。瀞川山も見えます。これだから自転車は止められへんのよねぇ。途中で何ヵ所かの段差あり。そのうちの一ヵ所で木の切り株につまづき転倒。イッテェ〜!

妙見峠近くでは,一旦林道に出ますが,そこからの展望がこれまた雄大です。すばらしい!林道を少し走り,妙見峠に到着。峠には地藏さんがあり,昔ながらの峠の雰囲気が残っています。なかなかいいものです。この峠からは名草神社を目指して下ります。ただ道は尾根道ではないので,九十九折になっています。しかも夏草で路面が見えにくい。スリル満点です。植林帯に入ると,枝打ちした枝がチェーンに絡みます。いつものことながら困ったものです。と,そのうちの1本がディレイラーにまで絡み,後輪ロック。枝を取ると,ディレイラーはスポークにまで食い込んでいます。ピンチ!でもそこは強度が自慢のDIAMONDBACKです。強引に引っ張るとなんとか外れ,やれやれ。本当に丈夫な自転車です。

林道を通る車の音が聞こえ始めると,快適な下りもおしまいです。杉の巨木に囲まれた名草神社に到着です。結局,妙見山からの下りの乗車率は90%以上というところでしょうか。自転車で行くなら楽しいコースですが,歩きとなると?です。もっと展望がよくなきゃあねぇ。でも暑い時期なら木陰になっていいのかもね。名草神社まで来ると要チェックのポイントは近くのキャンプ場?です。そこの水が冷たくておいしいのです。そこって何の施設なのでしょうか。

アウトドアスポーツフェア

新しく完成した但馬ドームをメイン会場にフェアは行われていました。パラグライダーのミニ体験をしたかったのですが,実際に山から飛ぶわけではないのでヤメ。見ていると,係の人たちに引っ張られて少し空中を浮遊するだけです。これじゃあ「飛んでいる」って感じはしません。係の人たちに持ち上げられていると感じです。他を見て回ると,インラインスケートで子どもたちが楽しんでいます。バイクトライアルがあるというので,早速試し,挙句の果ては「突き指をした〜!」とブ〜たれている人もいます。今井通子さんは相談コーナーで,山歩きの会のもち方の相談にのっていたようです。どうやらメンバーの体力が違い,ペースが合わないようです。今井さんは「途中で草花の観察をしながら登ると,自然にペースが合ってくる」というようなことを話されていました。山登りの会って,大変そうです。

さて今回のフェアで一番大規模だったのは,以外にもRV車の展示だったのではないでしょうか。国内の自動車メーカーの主要RV車がそろっていました。でも参加者が少なかったようなので,各社の売上げは?だったのではないでしょうか。

一通り回ったところで,フライングディスクゴルフに挑戦することにしました。係のお兄さんも同行してくれるということで,まずは一番ホールへ。島田さんの投げたディスクはきれいな曲線を描きながら飛び,バーディ。さすがは業師です。6番ホールまではいろいろな条件があり,それに合わせて係のお兄さんはいろいろな投げ方を披露してくれます。やはりその道の達人は,一味も二味も違います。楽しい体験でした。

キャンプ

フェアで遊んだあとは,温泉です。やっぱり温泉はいいものです。でもこんなことを思うってことは,もうすっかりオジンになった証拠でしょうか。温泉でさっぱりしたあとは,食べて寝るだけです。キャンプ場探しです。神鍋高原にはキャンプ場はたくさんあるのですが,どこも有料です,当然ですが。しかも標高が低いので蒸し暑そうです。虫だって多そうです。ということで,結局,かねてより目をつけていた地点へ移動。そこは氷ノ山,鉢伏山,瀞川山,扇ノ山などの大パノラマが目の前に広がり,しかも下界の蒸し暑さなんてウソのよう。さわやかな風が気持ちいい。はるか遠くには日本海の漁火だって見えちゃうんですから。

こんなパノラマを楽しみながら,いよいよすき焼きをいただきます。適当に,ワイルドに?味付けをしたわりにはお味はgood!です。周りが漆黒の闇に包まれるころには,もう食べ切れないよ〜!¥DOさん!help!食べ過ぎたお腹を横たえ,あとは寝るだけ。夜中に林道を数台の車が通っていきましたが,あの車っていったい何のために通ったのでしょうか。ラリーの練習?

7月26日(日)

但馬オリエンテーリング大会

いよいよ待望のオリエンテーリングです。今回は今までとは違って,ポイントを集める方式です。これならポイントをそれほど探し回らなくても,見つけるのは簡単そうです。でも,それ所以に,ポイントを集めまくらなくてはいけません。体力勝負です。とはいっても,今回の大会は本格的な大会ではなさそうです。参加者だってそれほど多くはありませんし,勝負にかけているという感じでもありません。やれやれよかったと思っていると,後ろに「岸和田OLクラブ」の人たちが…。スゴイ!やっぱりオリエンテーリングの大会自体が少ないということなのでしょうか。

10時出発組みは10人ほどです。時間がきてスタート!今回の最高得点である40点ゲットが目標のボクは,神鍋山を目指します。途中で少し寄り道をして,こそくにも10点と20点をゲット。我ながらなんともミミッチイ!いよいよ神鍋山へ。登ること10分。まずは30点をゲット。続いてまたもや30点。そしてついに40点ポイントへ。ところがポイントが見つかりません。今までは道のすぐ脇にあったのですが,40点だけはチョット違います。林の中にありました。なるほど!さすが!と感心するやら,あきれるやら。

これで今回の目標は達成し,あとは帰るだけになりました。ところがここまでで時間は半分の30分が過ぎただけ。う〜ん,こいつは一思案だ。…こうなりゃあ,30点を全部ゲットするか〜。欲を出しとたんに,大急ぎ。北壁の急斜面を降り,まずは畑の中の30点をゲット。続いてグラウンド脇の20点,公園の30点,これで30点ポイントはすべてクリアーです。あとは時間を見ながら,道の脇の20点を拾って帰るだけです。でもあまり欲を出すとタイムオーバーになってしまいます。ゴール近くで20点ポイントを発見しましたが,道がなくあきらめゴールへ。ところが,この20点の差が,最終的には2位と3位の差になって現れてしまいました。くっくっく,くやし〜い!

でも優勝した人は全部のポイントを回ったというから驚きです。ボクなんか,単にそれだけの距離を走るだけでも時間が足りそうにありません。どんな脚力,どんな知力の持ち主なのでしょう。アウトマップの常連としては,一度レクチャーをお願いしたいものです。混合組の島田さんたちは余裕の優勝です。さすがです。神鍋山に登らなくても優勝なのですから。下のポイントを全部集めると300点近くになったそうです。なんのこっちゃ!暑い中をあれだけ走り回ったというのに…。やはりオリエンテーリングは奥が深い!体力と知力のスポーツです。

阿瀬渓谷

P〜若林廃村〜不動滝

オリエンテーリングも無事終え,神鍋名物の「麦とろめし」に舌鼓を打ち,いよいよ今回最後のイベント。阿瀬渓谷の周遊です。渓流沿いということで,涼を楽しみにしていましたが,この日の豊岡の最高気温は37度で,今夏最高気温を記録した日ということもあって,暑い!

今回は,6月の蘇武岳ツーリングのときに行けなかった「若林廃村」へ行き,洗心台,金山口へと回ります。若林廃村は金山廃村とは違って,昭和15年に廃村になったということで,辺りには家屋の跡はありません。石垣で階段状になった土地が当時の面影を残すだけです。村の規模も金山ほどではなかったようです。

しかしこのうっそうと茂った森の中での生活はどんなものだったのでしょう。冬には雪だってかなり積もったはずです。道だってハイキング道程度ですから,荷物の運搬はすべて人力だったことでしょう。でもそんな生活を送りながらも金の採掘は続けられたのですから,それだけ儲かったのでしょうか。金山廃村の人だって,そうだったのでしょうか。

それにつけても,当時の若林に住む子供たちはどんな生活を送っていたのでしょう。この豊か過ぎる自然の中で,どんな遊びをしていたのでしょう。サッカーやドッヂボールをするほどの広場はないし,もちろんゲームなんてあるはずがないし。かくれんぼや木登りをしていたのでしょうか。金山には学校があったほどですから,それなりの人数の子どもたちはいたのでしょうが,若林はそれほど多くはなかったでしょう。それに学校は,やはり洗心台を越えて,金山の小学校に通っていたのでしょうか。低学年の子なら遭難してしまいそうです。う〜ん,想像を絶する環境です。一度,機会があれば当時の様子を元住人から聞いてみたいものです。

標高635mの山頂にある洗心台には,なぜかブランコなどのアスレチック風の遊具があります。まさか40年程前に金山の子どもたち用に作ったわけではないでしょう。この先には「松風園」と名付けられた仮想別荘地もあります。誰が仕掛けたのかわかりませんが,手のこんだ仕業です。さらには九十九段の「白寿の階段」なんてのも登場します。いくら白寿まで生き長らえた人でも,この階段を上ると必ず天寿を全うしてしまうという縁起のいい階段なようです。その縁起のいい階段を降り,湿地帯を抜けると,そこはトイレ完備の不動尊です。あとは渓流沿いに下るだけ。でも岩が濡れていて滑りやすいので注意。その点,わが愛用の便所スリッパは滑りません。約3時間のハイキングだってへっちゃらです。SPDの靴なんて,目じゃありません。スポーツサンダルなんて要りません。ボクはこの便所スリッパで,去年の夏は青倉山にも登っちゃったんだから。

とかなんとかで,思案橋に戻り,若林金山廃村の旅は終わりです。車に戻って,着替えを済ませ,一路加古川へ。加古川に着いたころには,もうすっかり夜。思いっきり楽しんだ2日間でした。考えてみると,なにも信州ばかりがフィールドでありません。兵庫県内にも,こんなに楽しいところ,楽しいイベントがあるんだということをしみじみ感じたのでありました。メデタシ,メデタシ。


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